【日本代表】乾貴士が“キレキレ”のドリブルで魅せる! 約2年ぶりの代表戦を「楽しめた」

2017年06月08日 本田健介(サッカーダイジェスト)

痛めていた右足首の状態は「問題ない」。

59分に原口に代わってピッチに登場した乾。調子の良さを見せつけた。(C)SOCCER DIGEST

[キリンチャレンジカップ2017]日本 1-1 シリア/6月7日/東京スタジアム
 
 1-1で引き分けたシリア戦で最も会場を沸かせたのは、59分に登場した乾貴士だろう。約2年ぶりに代表戦のピッチに立ったエイバル所属のサイドアタッカーは、文字通り"キレキレ"のドリブルでシリアDFを手玉に取った。
 
「相手が疲れている時間帯に入りましたし、誰が出ても同じような感じになったと思います」
 
 本人はそう謙遜するが、76分には鋭い仕掛けで相手を抜き去り、ポスト直撃のシュートを放つなど、その存在感は際立っていた。
 
「楽しくはできました。ただ、勝ちにつながらなかったのは反省。楽しくやるなかで、結果を出さないと意味がない。ただ、ここで反省できるのは良いこと。次のイラク戦が大事。結果を残したい」
 
 反省の言葉を口に出しながら、「(倉田)秋とはセレッソ以来、久しぶりにできましたし、(香川)真司は残念でしたけど(香川は10分に負傷交代した)、楽しかったです」と表情は明るい。
 
 2ゴールを奪ったリーガ・エスパニョーラ最終節のバルセロナ戦で痛めた右足首の状態も、「問題ない」と言い切る。
 
 6月13日のイラク戦(ワールドカップ・アジア最終予選)へ向けて、頼りになるドリブラーが戻ってきたのは間違いない。

取材・文:本田健介(サッカーダイジェスト編集部)

【日本代表】シリア戦を彩った「美女サポーター」たち♥

【日本代表1-1シリア代表 PHOTO】香川が負傷交代…先制許すも今野の同点弾でドロー
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事