アーセナル、シャルケ内田同僚のSBコラシナツを5年契約で獲得!

2017年06月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

「アーセナルは大きな歴史を持ったクラブ」と加入を喜ぶ。

さっそくアーセナルのユニホームに袖を通したコラシナツ。ヴェンゲルの指揮下で躍動できるかに注目だ。 (C) Getty Images

 6月6日、アーセナルはシャルケからボスニア・ヘルツェゴビナ代表DFのセアド・コラシナツを獲得したことを発表した。
 
 今月末にシャルケとの契約が満了となるコラシナツは、イギリスの労働許可証の取得など、書類手続きが完了した後、7月1日からアーセナルの正式な一員となり、プレシーズンのトレーニングに合流する予定だという。
 
 なお、フリートランスファーとなるため、移籍金は発生しない。契約期間はアーセナルの公式サイト上の発表によれば、契約期間は5年だ。
 
 コラシナツは、2012年にシャルケでトップチームデビュー。主に左サイドバック主戦場に、在籍5シーズンで公式戦123試合に出場し、6ゴール・13アシストを記録している。
 
 プロレスラーのような屈強な体躯が自慢で、球際での強さはブンデスリーガでも指折りのDFだ。
 
 また、ドイツのカールスルーエで生まれ育ったコラシナツは、各世代別ではドイツ代表としてプレーしたものの、A代表は両親の母国であるボスニア・ヘルツェゴビナ代表を選択。2013年11月19日のアルゼンチン戦でデビューを飾り、2014年のブラジル・ワールドカップにも出場した経歴を持っている。
 
 ユベントスやチェルシー、ミランなども触手を伸ばしていたと噂されるコラシナツは、今回の移籍について、アーセナルの公式サイト上で、「ここに来られて嬉しい」とコメント。さらに契約に至った理由も明かしている。
 
「アーセナルは大きな歴史を持ったクラブだね。あと僕は小さい時にレーマンとアンリが活躍していたチームを追っていたんだ。常にヨーロッパでチェックされるクラブだと思っている」
 
 自身がアーセナル・ファンであったことも明かしたコラシナツ。パワフルなサイドバックが、プレミアリーグの舞台でどのようなパフォーマンスを見せるかに注目だ。
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