イタリア、ベネズエラ、ウルグアイが奪った7得点のうち5得点までが…。
イタリアがヴィ―ド(中央)のヘディングシュートで勝ち越し。ザンビアを延長戦の末に3-2で下し、準決勝に進出した。(C) Getty Images
U-20ワールドカップは6月5日までにベスト4が決定。ウルグアイ、イタリア、ベネズエラ、イングランドが勝ち残った。この4チームのうち、日本はウルグアイ(●0-2)、イタリア(△2-2)とグループステージで、ベネズエラ(●0-1)とは決勝トーナメント1回戦で激突。日本は今大会での4試合中、3試合で4強チームと対戦していたことになる。
そんな日本と対戦した3チームの準々決勝での戦いぶりを振り返ると、ある共通点が浮かび上がってくる。いずれも勝敗を分ける重要なゴールをセットプレーで奪っているという点だ。
ウルグアイは2-2で120分を終え、PK戦までもつれ込んだポルトガルとの死闘を制しているが、奪った2ゴールはいずれもセットプレー。16分の同点弾はCKからブエノがヘディングで押し込み、50分に再同点としたゴールはバルベルデのPKによるものだった。
イタリアは、前半に退場者を出し、ザンビアに二度先行され苦しみながらも3-2で逆転勝ち。後半終了間際の88分にディマルコの直接FKで追いつき、延長戦ではCKからヴィードがヘディングシュートで決勝点を挙げた。
また日本との対戦ではCKから決勝点を挙げたベネズエラはアメリカと対戦。延長戦に突入後、ベネズエラは1点をリードして迎えた115分にフェッラレシのヘディングシュートでアメリカを突き放す。その後、アメリカに追撃の1点を許したものの、セットプレーからの追加点がモノを言った。
トップレベルのゲームにおいて、セットプレーの重要性が語られるようになって久しいが、3チームの戦いぶりはそうした傾向を象徴するものだったと言える。とりわけ、セットプレーでの得点がなかった日本にとっては、彼我の違いを見せつけられた格好だ。
なお、4強入りしたもう1チーム、イングランドは47分にクックからの絶妙なスルーパスに抜け出したソランキの決勝点で、メキシコを相手に1-0で勝利した。
準決勝は6月8日、ウルグアイ対ベネズエラ(17時開始)、イタリア対イングランド(20時開始)のカードで行なわれる。決勝は同11日に開催される。
準々決勝の結果は以下の通り。
ベネズエラ 2(延長)1 アメリカ
ウルグアイ 2(5PK4)2 ポルトガル
イタリア 3-2 ザンビア
イングランド 1-0 メキシコ
そんな日本と対戦した3チームの準々決勝での戦いぶりを振り返ると、ある共通点が浮かび上がってくる。いずれも勝敗を分ける重要なゴールをセットプレーで奪っているという点だ。
ウルグアイは2-2で120分を終え、PK戦までもつれ込んだポルトガルとの死闘を制しているが、奪った2ゴールはいずれもセットプレー。16分の同点弾はCKからブエノがヘディングで押し込み、50分に再同点としたゴールはバルベルデのPKによるものだった。
イタリアは、前半に退場者を出し、ザンビアに二度先行され苦しみながらも3-2で逆転勝ち。後半終了間際の88分にディマルコの直接FKで追いつき、延長戦ではCKからヴィードがヘディングシュートで決勝点を挙げた。
また日本との対戦ではCKから決勝点を挙げたベネズエラはアメリカと対戦。延長戦に突入後、ベネズエラは1点をリードして迎えた115分にフェッラレシのヘディングシュートでアメリカを突き放す。その後、アメリカに追撃の1点を許したものの、セットプレーからの追加点がモノを言った。
トップレベルのゲームにおいて、セットプレーの重要性が語られるようになって久しいが、3チームの戦いぶりはそうした傾向を象徴するものだったと言える。とりわけ、セットプレーでの得点がなかった日本にとっては、彼我の違いを見せつけられた格好だ。
なお、4強入りしたもう1チーム、イングランドは47分にクックからの絶妙なスルーパスに抜け出したソランキの決勝点で、メキシコを相手に1-0で勝利した。
準決勝は6月8日、ウルグアイ対ベネズエラ(17時開始)、イタリア対イングランド(20時開始)のカードで行なわれる。決勝は同11日に開催される。
準々決勝の結果は以下の通り。
ベネズエラ 2(延長)1 アメリカ
ウルグアイ 2(5PK4)2 ポルトガル
イタリア 3-2 ザンビア
イングランド 1-0 メキシコ