【日本代表】久保裕也が崩しの局面で「そこが一番大事」と語る連係とは?

2017年06月05日 広島由寛(サッカーダイジェストWeb編集部)

「代表という感じが出てきて、良い雰囲気」

3月シリーズでは躍動した久保。今回も右ウイングのレギュラーとして、決定的な仕事をこなしてチームを勝利に導けるか。写真:徳原隆元

 日本代表は6月5日、都内近郊でトレーニングを実施。練習後の取材に応じた久保裕也は、「全員揃って、代表という感じが出てきて、良い雰囲気だと思います」と、チームの様子について語る。
 
 7日にはシリアとのテストマッチが控えるが、「同じサイドの人や、近場のポジションの人と上手くコンビネーションを合わせていければいいし、自分がボールを持った時に、どんどん仕掛けていきたい」と意気込む。
 
 その6日後のイラク戦に向けては、「あまり(映像を)見ていないので。たぶん、ミーティングでもやると思いますから、そこで(攻略の)イメージを膨らませていければ」と準備する。
 
 右ウイングの定位置を掴みつつある久保が、攻撃の崩しの局面で重視しているのが「そこが一番大事かな」と言うSBとのコンビネーションだ。
 
 右SBの選手とは「練習中にそういう場面があれば話し合っている」と連係を深めつつ、「自分が中に入った時だけじゃなく、(外に)張った時とかも。そういうところで、できる限り合わせていければ上手くいくと思う」と、様々なシチュエーションを想定して、トレーニングに取り組んでいる。
 
 フィニッシャーとしても、チャンスメーカーとしても、今のハリルジャパンで鍵を握るアタッカーは、躍動した3月シリーズに続き、今回もまたチームを勝利に導くパフォーマンスを見せてくれるか――。
 
取材・文:広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
 
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