最新版のクラブ賃金ランクに驚愕! 吉田麻也のサウサンプトンがアトレティコより上位に!!

2017年06月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

トップ25のうち15枠をプレミア勢が占める。

日本代表の吉田を擁するサウサンプトンは18位タイ。プレミアリーグの隆盛ぶりがここにも。(C)Getty Images

 いよいよ土曜日にチャンピオンズ・リーグ決勝が開催され、欧州のサッカーシーズンはクライマックスを迎える。そんななか、英国の有力紙『The Daily Mail』が恒例の集計データを発表した。2016-17シーズンにおける「世界サッカークラブ・プレーヤー賃金ランキング」だ。
 
 選手個々のサラリーだけでなく、国内外でのコンペティションにおける勝利給やタイトルボーナスなども加算される。よってチャンピオンズ・リーグ決勝で対峙するレアル・マドリーとユベントスの最終値は結果によって増加額が変わりそうだが、大幅な順位変動はないという。
 
 発表されたのはトップ25。なにより驚かされるのは、そのうち15枠をプレミアリーグのクラブが占めている点だ。リーグの金満ぶりが窺える。
 
 同紙記者は「スウォンジーとサンダーランドがアトレティコ・マドリーより上だなんて信じられない!」と書き綴り、25位に入ったクリスタル・パレスのスティーブ・パリッシュ会長は、ため息交じりにこんなコメントを寄せている。
 
「年々、給与総額は膨張を続けている。経営陣は戦々恐々で、プレミアリーグには是非でもとどまらなければならない。残留争いなど、いわば『財政のアルマゲドン(最終戦争)』だよ。我々が世界で20何番目かにベストなチームかい? 疑わしいよね」
 
 1位に輝いたのはバルセロナで、2億7900万ポンド(約390億600万円)。これは昨シーズンと変わらない位置と額面で順当ながら、2位のマンチェスター・ユナイテッドと3位のチェルシーはそれぞれ過去最高額を更新した。そしてユナイテッドの2億6500万ポンド(約371億円)は、プレミアリーグ史上最高記録である。

次ページドルトムントは13位、レスターは21位タイに。

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事