マンCがベンフィカの守護神エデルソンを50億円で獲得! 今夏は早くも2人目の補強に

2017年06月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

ペップ・シティのウイークポイントだったGKに若きブラジル代表を補填。

安定感抜群のシュートストップ技術が売りのエデルソン。GKにビルドアップ能力を求めるペップの期待に応えられるだろうか? (C) Getty Images

 現地時間6月1日、ベンフィカはブラジル代表GKのエデルソンがマンチェスター・Cに移籍することを発表した。
 
 公式サイト上での発表によれば、契約期間は5年で、移籍金は4000万ユーロ(約56億円)。さらに移籍金の50%が、保有権を半分持っていた第三者に譲渡されるという。マンチェスター・Cは、5月26日にモナコから引き抜いた攻撃的MFのベルナルド・シウバに続き、今夏2人目の補強を完了させた格好だ。
 
 エデルソンはサンパウロの下部組織出身で、2009年にベンフィカのユースチームに引き抜かれる。その後はリベイロン、リオ・アベとポルトガル・クラブを渡り歩いて研鑽を積み、2015年にベンフィカへ復帰してトップチームデビューを飾っていた。
 
 今シーズンは同胞の大先輩であるジュリオ・セーザルからポジションを奪うと、公式戦39試合で24完封と結果を大活躍。チームの国内リーグ4連覇に貢献した。
 
 マンチェスター・Cは、16-17シーズンの開幕前にバルセロナからチリ代表GKのクラウディオ・ブラーボを獲得するも、低調なプレーで批判が集中。シーズン途中からはアルゼンチン人GKのウィリー・カバジェロが先発で起用されたものの、契約満了に伴う退団が発表されていた。
 
 さらにトリノからレンタルバックするジョー・ハートも退団が濃厚。GKが手薄となるため、マンチェスター・Cはブラジル代表にも選出される実力者であるエデルソンを補填した。
 
 現在23歳と若く、指揮官のジョゼップ・グアルディオラが求める"繋げる"GKとしても、成長が期待できるエデルソン。その起用法に注目したい。
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