【J2】名古屋が暫定首位浮上!シモビッチのPK2発で横浜FCとの上位対決を制する

2017年05月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

横浜FCのハイプレスに苦戦も、地力の差を見せる。

果敢なドリブルで1点目を演出した和泉。名古屋が横浜FCを2-1で下した。(C)SOCCER DIGEST

[J2リーグ16節]横浜FC 1-2 名古屋/5月27日/ニッパツ

 注目の上位決戦は地力の差を見せて名古屋が横浜FCを下した。
 
 試合は立ち上がりから細かいパスワークを展開する名古屋に対し、ホームの後押しを受ける横浜FCが激しいプレッシングで対応。大型FWイバを起点に、ボールを奪ってはカウンターを繰り出した。
 
 すると8分、早くも試合が動いた。横浜FCはペナルティエリア手前でFKを獲得し、キッカーのイバが左足を振り抜く。ボールは鮮やかな弧を描いてゴール右に突き刺さった。
 
 先制した横浜FCは、その後もプレッシングを怠らない。守勢に回ったものの、名古屋に決定的な場面を作らせないまま前半を折り返した。
 
 迎えた後半、積極的に攻め続けた名古屋が同点に成功する。55分、左サイドから和泉竜司がドリブルで仕掛けてミドルシュートを放つと、相手DFの手に当たってPKを獲得。これをキッカーのシモビッチがきっちりとゴール右に沈めた。
 
 同点に追いついた名古屋は、さらに攻勢を強める。77分、少ないタッチでパス交換をしながら田口泰士がペナルティエリア内に侵入し、相手DFに倒されてPKを獲得。シモビッチがまたしても落ち着いて決め、逆転に成功した。
 
 逆転を許した横浜FCだが、奪ったボールを首尾よくカウンターにつなげて幾度も好機を創出。しかし、最後の局面で精度を欠いた。
 
 結局、試合は2-1でアウェーの名古屋が勝利。暫定ながら首位に浮上した。
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