イニエスタが来夏にユーべ移籍も!? 本人が去就を語る

2017年05月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

今シーズンの国内リーグで先発出場がわずか13試合に終わったイニエスタ。

ユーべからの関心が伝えられえたイニエスタは、2018年6月までバルサとの契約を残している。(C)Getty Images

 ユベントスが彼を狙っていると報じられたのは、つい先日のことだ。それからすぐに本人がこう発言したことは、イタリア王者とそのサポーターの期待をさらに高めたかもしれない。
 
 バルセロナに所属するアンドレス・イニエスタが、スペイン・メディアに自身の去就について言及。2018年6月まで結んでいる契約の延長が実現していない中、満了後に移籍する可能性を仄めかした。
 
 5月24日のイタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、イニエスタはスペインラジオ局の『RAC1』で「僕は契約を最後まで尊重したいし、そうするつもりだ。けれどそれからは、他の可能性もあるかもしれない。あらゆることを検討する」と述べた。
 
 イニエスタは言うまでもなくバルサの黄金期を支えたレジェンドだが、今後については「契約を延長すると言っているわけでも、しないと言っているわけでもない」とコメント。明確な言及を避けている。
 
 11日に33歳の誕生日を迎えたイニエスタが、体力的な衰えと怪我の影響から以前ほどプレータイムを得られていないのは確かだ。今シーズンのリーガ・エスパニョーラでは、23試合出場(先発13)で無得点に終わっている。スペイン代表MFはチームにとって有用でないのにバルサに留まり、厄介な存在になることを望んでいないという。
 
 バルサからはダニエウ・アウベスが昨夏にユーベへ加入。シーズン序盤は批判も浴びたブラジル代表DFだが、チャンピオンズ・リーグ決勝進出に大貢献するなどの終盤戦における活躍で評価が一転、サポーターやメディアから絶賛されている。
 
 アンドレア・ピルロ(現ニューヨーク・シティ)やパトリス・エブラ(現マルセイユ)など、ベテランになってからユーベに加入し、第二の春を謳歌した選手は少なくない。昨夏に33歳で加わったD・アウベスもまた然りだ。
 
 1996年の下部組織(ラ・マシア)入団から21年。バルサ一筋で戦い、一時代を築いてきたイニエスタは、ユーべ移籍に向かうのだろうか。

 
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