マルディーニがドンナルンマを「20年に一人の選手」と激賞! 自身の去就に関しては…

2017年05月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

イタリアのサッカーの未来を担う若手2人を称賛したマルディーニ。

ミランだけでなく、パリSGからもオファーを受けていたことを明かしたマルディーニ。 (C)Getty Images

 18歳にしてミランの正GKに君臨するジャンルイジ・ドンナルンマ。イタリア・サッカーの未来を担うであろう新星をクラブのレジェンドが絶賛している。現地時間5月17日、スペインの『アス』紙がパオロ・マルディーニのコメントを伝えている。
 
 ドンナルンマは今シーズンここまで国内リーグの全36試合にフル出場。イタリア代表ではジャンルイジ・ブッフォンの後継者として期待される逸材は、マンチェスター勢やユベントス、レアル・マドリーなど国内外の名門からの関心が伝えられている。
 
 そんなドンナルンマについてマルディーニは、「20年に1人しか生まれないプレーヤーだね。みんな彼が12歳の時から逸材だと話していたよ」と絶賛した。
 
 さらに、マルディーニは、パリ・サンジェルマンに所属するイタリア代表MFのマルコ・ヴェッラッティについても言及している。
 
「彼は(アンドレア・)ピルロを思い起こさせるね。強靭なフィジカルを持つわけではないけど、相手からのプレッシャーに屈することがない。いつもリスクに対しての準備ができている。素晴らしい選手だよ」
 
 マルディーニといえば、4月13日に中国資本へ売却が決まった古巣ミランからのTD(テクニカル・ディレクター)就任のオファーをクラブのプロジェクトに対しての不信感と、自身に対して明確な役割が与えられなかったことを理由に拒否した。
 
 一方で、これまでミランだけでなく、パリSGからもスタッフとして数回に渡り誘いを受けたことも明かしている。
 
「パリSGのナセル・アル・ケライフィ会長と数回話をしたよ。試合も何度か観に行ったしね。けれど、合意までには至らなかった。イタリアでミラン以外で働くのは無理だ。でも、国外のオファーには耳を傾けるよ。」
 
 ミランとパリSGでの幹部就任は果たせなかったマルディーニだが、このレジェンドが再びサッカー界へ戻ってくる日は訪れるのだろうか。

 
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