クロースもエジルも選外! コンフェデ杯に臨むドイツ代表の驚きの23人とは?

2017年05月18日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

人材不足が叫ばれる左SBとCFで期待が大きいのはーー。

ヴァーグナー(左上)、プラッテンハルト(右上)、デミルバイ(左下)、デンメ(右下)など6人が初招集とコンフェデ杯に臨むドイツ代表はフレッシュな顔ぶれに。(C)Getty Images

 現地時間5月17日、ドイツ代表が今年6月にロシアで開催されるコンフェデレーションズ・カップの招集メンバーを発表した。
 
 2014年のブラジル・ワールドカップを制し、世界王者として同大会に参戦するドイツ代表のヨアヒム・レーブ監督は、意外性に富んだ23人を選出。故障中のマヌエル・ノイアーのみならず、トーマス・ミュラー、メスト・エジル、トニ・クロース、サミ・ケディラなどの主力を外し、マルビン・プラッテンハルト、ケレム・デミルバイ、ディエゴ・デンメ、ラース・シュティンドル、サンドロ・ヴァーグナー、アルミン・ユーネスという6人の"新顔"を招集したのだ。
 
 その他もこの1、2年でA代表デビューを飾ったベンヤミン・ヘンリッヒス、ニクラス・ジューレ、ティモ・ヴェルナー、ユリアン・ブラントをはじめキャップ数が「10」に満たない選手が大半を占める、非常にフレッシュなメンバー構成となった。
 
 主力に休養を与えると同時に、新戦力を発掘するのがレーブ監督の狙いだ。とりわけタレント不足が叫ばれるSBとCFの人材確保が大きなテーマとなるだろう。
 
 その意味で期待が大きいのが、プラッテンハルトとヴァーグナーだ。ヘルタ・ベルリンで不動のレギュラーとして活躍する前者は正確無比の左足のキックが武器の左SBで、後者は2シーズン連続で二桁ゴールをマークしているホッフェンハイムの点取り屋だ。
 
 この中からレギュラー組の地位を脅かす者は現われるのか――。注目のコンフェデレーションズ・カップは6月17日に開幕し、B組に入ったドイツは19日にオーストラリアとの初戦を迎える。
 
 コンフェデレーションズ・カップに向けたドイツ代表の招集メンバーは以下のとおり。
 
GK
ベルント・レノ(レバークーゼン)
マルク=アンドレ・テア・シュテーゲン(バルセロナ)
ケビン・トラップ(パリSG=フランス)
 
DF
マティアス・ギンター(ドルトムント)
ヨナス・ヘクター(ケルン)
ベンヤミン・ヘンリッヒス(レバークーゼン)
ヨシュア・キミッヒ(バイエルン)
スコドラン・ムスタフィ(アーセナル=イングランド)
マルビン・プラッテンハルト(ヘルタ・ベルリン)
アントニオ・リュディガー(ローマ=イタリア)
ニクラス・ジューレ(ホッフェンハイム)
 
MF/FW
ユリアン・ブラント(レバークーゼン)
エムレ・ジャン(リバプール=イングランド)
ケレム・デミルバイ(ホッフェンハイム)
ディエゴ・デンメ(RBライプツィヒ)
ユリアン・ドラクスラー(パリSG=フランス)
レオン・ゴレツカ(シャルケ)
セバスティアン・ルディ(ホッフェンハイム)
レロイ・ザネ(マンチェスター・C=イングランド)
ラース・シュティンドル(ボルシアMG)
サンドロ・ヴァーグナー(ホッフェンハイム)
ティモ・ヴェルナー(RBライプツィヒ)
アミン・ユーネス(アヤックス=オランダ)
 
文:ワールドサッカーダイジェスト編集部
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