風間采配ズバリ!名古屋がシモビッチのAT弾で4試合ぶりの勝点3

2017年05月17日 サッカーダイジェストWeb編集部

杉森のドリブル突破から玉田が先制点。そしてアディショナルタイムに…。

グラウンダーのクロスを左足で流し込んだ玉田。(C)SOCCER DIGEST

[J2リーグ14節]名古屋2-1町田/5月17日/パロ瑞穂
 
 J2リーグ14節の名古屋対町田が14日、パロマ瑞穂スタジアムで行なわれ、名古屋が2-1で勝った。
 
 ホームの名古屋は開始10分に先制。左サイドでボールを受けた杉森考起がドリブルで突破し、玉田圭司がグラウンダーのクロスに合わせて左足で流し込んだ。
 
ホームチームはさらに28分、シモビッチが相手GK髙原寿康のフィードを身体に当ててボールを奪う。そのままビッグチャンスになったが、これはシモビッチがシュートをミスし、高原にセーブされてしまった。
 
 メンバ―チェンジなしで挑んだ後半は、高い位置からのプレスで町田の攻撃を潰しつつ、サイドを起点に圧力をかける。しかし、チャンスを仕留めきれずにいると、迎えた76分。左サイドを突破され、最後は谷澤達也にボレーを叩き込まれた。
 
 同点になった直後の79分に風間八宏監督は、先制点を演出した杉森に代えて、フェリペ・ガルシアを投入。83分には玉田を下げ、杉本竜士をピッチへ送り込んだ。
 
 この選手起用が、ズバリ奏功。アディショナルタイムに杉本がドリブルで左サイドを切り裂き、丁寧にクロスを送ると、中央のシモビッチが胸で押し込み、名古屋が勝ち越した。
 
 試合はそのまま2-1で終了。名古屋が4試合ぶりの勝点3を手にした。
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