【G大阪】ガンバ最強助っ人はいったい誰? 遠藤保仁の回答が超意外だった

2017年05月14日 川原崇(サッカーダイジェストWeb編集部)

それはアラウージョでもマグノでもなく。

ガンバ在籍17年目の遠藤が選んだ「最強助っ人」とは? 意外や意外、1シーズンのみプレーした小柄なボランチだった。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

 2001年の春に万博の地を踏んで、早や16年。いまやガンバ大阪の生き字引にして、生ける伝説だ。
 
 当ウェブサイトの連載シリーズ『黄金は色褪せない』に登場する遠藤保仁。近日公開予定のインタビュー記事のなかから、今回はガンバファンにとってなかなか興味深いパートのみ、先出しでお届けしよう。
 
 訊いてみたのは、ヤットが考える「ガンバ最強助っ人」は誰か。
 
 在籍17年目。その期間に苦楽をともにした外国籍選手は数知れない。やはり印象深いのは、遠藤自身のラストパスに呼応してゴールラッシュを決め込んだ一線級のストライカーたちだ。アラウージョ、マグノ・アウベス、パトリックのいずれかが有力候補で、タイトル奪取の貢献度で推し量るなら、ルーカスかシジクレイも妥当な線。常人離れした思考回路を持つ遠藤だけに、大穴として技巧派のマルセリーニョ・カリオカあたりまでを想定していたが、どれもこれも不正解だった。
 
「たしかに普通に考えれば、アラウージョかマグノになるんかな。あの決定力は半端なかったし、チームを勝利に導いたってところではあのふたりのどっちかやと思うよ。でも、俺の中での最強は違う。地味やけど、ファビーニョ」
 
 一瞬、頭の中が「???」となったが、遠藤の「ほら、小柄で10番着けてたブラジル人」という一言で思い出した。

【PHOTO】ガンバ自慢の『チアダンスチーム』をCHECK!

次ページヤットの攻撃性能を最大限に引き出した職人。

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事