テベスの「驚愕のギャラ」が明らかに! 同じ中国リーグの同胞はそれ以上を…

2017年05月14日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

様々な付帯オプションが明らかになった

先日は、試合開催日に家族とディズニーリゾートを訪れて批判を浴びたテベス。これだけのサラリーを受け取っているのだからもう少し我慢してもいいのでは……。 (C) Getty Images

 元アルゼンチン代表FWのカルロス・テベスが中国で受け取っているサラリーの内容が明らかになったと、イギリス『ミラー』が報じている。
 
 マンチェスターの両クラブに所属していた当時は、週給20万ポンド(約2800万円)を稼いでいたテベスだが、匿名の内部告発サイト『フットボール・リークス』によると、今冬に加入した上海申花では基本年俸(税引き後)が1716万ポンド(約24億円)だということ。
 
 中国の高額所得者の所得税は約45%と割高で、クラブはテベスを維持するために週約63万ポンド(約8800万円)も出費していることを意味している。
 
 その他にもテベスと上海申花の契約には、基本給とは別に下記の付帯オプションが付いているようだ。
・全公式戦の70%に先発:78万8000ポンド(約1億1000万円)
・ACL優勝:156万ポンド(約2億2000万円)
・国内リーグ優勝:78万8000ポンド(約1億1000万円)
・国内カップ戦優勝:39万ポンド(約5500万円)
・クラブ内得点王:39万ポンド(約5500万円)
 
 条件をすべて満たすと約400万ポンド(5億6000万円)が上乗せされる計算になる。ただ、このオプション金額を含めてもテベスは世界一の高給取りでは無いことも判明した。
 
 1月に中国へ移籍した際の報道では世界最高給と噂されていたテベスだが、同胞のエセキエル・ラベッシのサラリーを下回るようだ。16年2月から河北華夏幸福に所属するアルゼンチン代表FWにクラブ側が支払っている金額は、何と週に79万8000ポンド(約1億1000万円)に上るという。
 
 他にも、かつて上海申花に在籍していた際のディディエ・ドログバは週に約50万9000ポンド(約7100万円)、今年1月から上海上港に所属するオスカールは週に54万8000ポンド(約7600万円)を得ていることが明らかになっている。
 
 改めてチャイナ―マネーの凄さを痛感させられる金額である。
 
文・ワールドサッカーダイジェスト編集部
 
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