ルーニーは「ここでサッカーがしたい」とマンU残留希望。心変わりはあるか?

2017年05月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

国内リーグでの先発出場はわずか12試合だが…。

今シーズンは思うように出番が得られていないルーニー(左)だが、マンU残留を希望している。(C)Getty Images

 マンチェスター・ユナイテッドで思うように出番が得られておらず、今夏の去就が注目されているウェイン・ルーニーだが、本人の希望はあくまで残留のようだ。現地時間5月10日、イギリスの『テレグラフ』紙が、イングランド代表FWのコメントを伝えている。
 
 今シーズンはプレミアリーグで22試合に出場しているルーニーだが、先発はわずか12に留まり昨夏に就任したジョゼ・モウリーニョ監督の下、出場機会が激減している。
 
 さらに、2月には広州垣大や北京国安など、中国の複数チームからのオファーが伝えられ、古巣であるエバートンやアメリカのMLSなども移籍先の有力候補に挙げられている。
 
 そんな現状でもルーニーは、「確かに今シーズンは思うようにプレーできていないけれど、僕はこのクラブに13年在籍している。もちろんここに居たいし、このチームでサッカーがしたい」とマンチェスター・U残留を希望。さらに、「ハードワークを続けてチャンスをつかみたい。それが僕にできることだ」とレギュラー奪還に向けて意気込んでいる。
 
 しかし、モウリーニョ監督は最近もルーニーについて、「私はレジェンドであるウェインを他のクラブへ移籍するようプッシュしようとしたりはしない」と述べる一方で、「去就については彼に聞いてみるしかない。私が来週クラブにいることも保証できないのに、選手が来シーズンもクラブにいるということをどう保証すればいいんだい?」と残留は保証できないと語っていた。
 
 衰えが指摘されているとはいえ、今年で32歳とまだまだ老け込む年齢ではない。今後もマンチェスター・Uで出場機会が限られるならば、新天地で再起を期すのは手だろう。はたして、今夏の"心変わり"はあるか。
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