【ルヴァン杯】久保は81分から出場も見せ場は訪れず… FC東京が大宮との接戦を制す!

2017年05月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

2試合連続の起用となったが…。

技術の高さは見せたものの、久保に大きな見せ場は訪れなかった。写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)

[ルヴァン杯グループステージ5節]FC東京 4-3 大宮/5月10日/味スタ

 YBCルヴァンカップは5月10日、各地でグループステージ5節の6試合を開催。味の素スタジアムでは、FC東京と大宮アルディージャの一戦が19時キックオフで行なわれ、4-3でFC東京が勝利した。
【ルヴァンカップ FC東京4-3大宮PHOTO】FC東京が点の取り合いを制する。注目の久保は途中出場!
 
 FC東京は、前節の札幌戦でJ1公式戦デビューを飾った久保建英が、スタメン起用とはならなかったものの今節もベンチ入りを果たした。

 試合は、前半から激しい点の取り合いとなった。21分にD・ムルジャがPKで今季初得点となる先制ゴールを挙げれば、4分後にFC東京もP・ウタカがヘディングシュートで同点。すると大宮は32分、CKから大前のクロスにマテウスがヘディングシュートを叩き込み、逆転に成功する。

 しかし、FC東京は35分、前線からのプレッシングで押し込むと、相手のオウンゴールを誘発。試合を振り出しに戻すと、さらに39分にはP・ウタカからパスに反応した阿部が抜け出し、中島へラストパス。中島が右足で冷静に押し込み、逆転に成功した。

 試合は3-2でFC東京がリードして前半を終了した。

 後半に入り、大宮が立て続けにチャンスを逸すると、FC東京は61分にセットプレーのチャンスを活かす。中島のFKから森重がヘディングシュートでゴールネットを揺らし、4点目を奪う。FC東京が4-2とリードを広げる。

 74分、FC東京は負傷により長期離脱していた米本が永井に代わって投入される。米本が昨年7月23日の川崎戦以来となるJ1公式戦の舞台に戻ってきた。

 そして、FC東京は81分、ユ・インスに代えて久保を投入。札幌戦に続く出場となった。久保は85分に、中島からのパスに抜け出し、難しい角度から左足のシュートを放つが、大きく枠を外れた。アディショナルタイムを含め約14分間のプレーとなった久保だが、この日は大きな見せ場は訪れなかった。

 試合は終了間際に播戸がPKを決め、大宮が1点を返すものの4-3でFC東京が勝利。FC東京は2連勝で勝点を9に伸ばし、2位に浮上した。
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