大森のゴールで神戸が先制、広島はA・ロペスが同点弾。死力を尽くした熱戦は痛み分けに

2017年05月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

広島、神戸ともに4戦勝ちなし。

勝点3がほしい両チームの対戦はドロー決着。広島、神戸ともに4戦勝ちなしに。(C)J.LEAGUE PHOTOS

[J1リーグ10節]広島1-1神戸/5月6日/Eスタ
 
 J1リーグ10節の広島対神戸が6日、エディオンスタジアム広島で行なわれ、1-1の引き分けに終わった。
 
 先制したのはアウェーの神戸だった。32分、縦パスを受けたウエスクレイが田中順也へにつなぐと、田中がシュートフェイクを入れつつエリア内の大森晃太郎へパス。足下にボールを収めた大森が、DF塩谷司のマークを半歩外してシュートを放ち、ネットに突き刺した。
 
 対する広島は52分、6節ぶりに先発したミキッチからチャンスが生まれる。このアタッカーのクロスはGKキム・スンギュに弾かれるも、こぼれ球を拾った柏好文がヘッドでマイナスに折り返し。これを柴崎晃誠がつないで、最後はアンデルソン・ロペスが押し込んだ。
 
 勝点3がほしい両チームはその後、選手交代で2点目を狙う。広島は58分に森﨑和幸、81分に高橋壮也を投入。一方の神戸は、75分に二枚替えで松下佳貴と中坂勇哉を、83分には渡邉千真をピッチに送り込んだ。
 
 しかし、どちらのチームにも追加点は生まれず。1-1のまま終了の笛が鳴り、死力を尽くした両軍の多くの選手がピッチに倒れ込んだ。
 
 これで広島は4試合勝ちなし。神戸は連敗を3で止めたが、こちらも4試合勝ちなしと浮上のきっかけを掴めなかった。
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