【高円宮杯】大宮が浦和を撃破!トップとJrユースに続き、3世代ダービーで3連勝!!

2017年05月06日 高校サッカーダイジェスト編集部

今季初勝利の相手が宿敵。これもたしかトップと…。

効率良く得点し、持ち前の粘り強いディフェンスで敵の猛攻を封殺。大宮(白)がダービーを制した。写真:松尾祐希

 5月6日、高円宮杯U-18サッカーリーグ/プレミアリーグは、EASTの2試合、WESTの4試合が開催された。
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 EASTでは浦和レッズユースと大宮アルディージャユースの埼玉ダービーに注目が集まった。試合は序盤からポゼッションで優位に立つ浦和に押し込まれる展開が続くも、大宮は持ち前の組織的ディフェンスで対峙し、得点を許さない。すると28分、流れるような展開から先制点を挙げる。FW奥抜侃志が中央へ切れ込んでクサビを撃ち込み、これをMF高柳郁弥がダイレクトで右にはたく。そこに鋭く呼応して抜け出したMF植松亮が、冷静にゴールに蹴り込んだ。さらに前半終了間際には、CKからDF吉永昇偉が「練習通りだった」と豪快ヘッドを決めて2-0。後半は酷暑のなか、チーム全員がうまく連動して浦和の猛攻を凌ぎ切り、今季初勝利を挙げた。
 
 4月29日に関東U-15リーグでジュニアユース対決があり、その翌日にはJ1でトップチーム同士がしのぎを削った。そして今回のプレミアリーグEASTと、ゴールデンウイークでの埼玉ダービー3連戦はいずれも大宮の勝利に終わっている。大塚真司監督は「結果が出てないなかで選手たちは下を向かず、勝ちたいという意欲を示してくれた」と語った。
 
 横浜F・マリノスユースと鹿島アントラーズユースの一戦は、後者が快勝。開始7分にFW金澤蓮が均衡を破ると、51分には相手のオウンゴールを誘ってリードを広げた。暫定ながら首位に立っている。
 
 WESTではサンフレッチェ広島ユースとガンバ大阪ユースの名門対決。中盤で激しい攻防を繰り広げるもともに決定機をモノにできず、スコアレスドローに終わった。アビスパ福岡U-18は神戸弘陵を2-0で下し、今季初勝利を挙げて最下位を脱出。5分にMF大森耕次郎が、64分にMF小嶋和典がそれぞれゴールを挙げ、敵の反撃を終盤の1点に食い止めた。
 
 C大阪U-18はMF谷本駿介とMF有水亮のゴールで神戸U-18を2-1で下し、無敗と首位をキープ。東福岡と大津の九州勢対決は、前者が3-0でモノにしている。
 
 プレミアリーグEASTとWESTの結果と日程は以下の通り。
 
【プレミアリーグEAST/第5節】
5/6 10:00 浦和ユース 0-2 大宮ユース
5/6 11:00 横浜ユース 0-2 鹿島ユース
5/7 11:00 市立船橋 vs 清水ユース
5/7 11:00 京都U-18 vs 青森山田
5/7 14:00 FC東京U-18 vs 柏U-18
 
【プレミアリーグWEST/第5節】
5/6 11:00 神戸弘陵 1-2 福岡U-18
5/6 11:00 広島ユース 0-0 G大阪ユース
5/6 14:00 東福岡 3-0 大津
5/6 15:00 C大阪U-18 2-1 神戸U-18
5/7 11:00 米子北 vs 阪南大高
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