甲府のプラチナ世代技巧派レフティに遂にJ1初ゴール! 敵地で神戸を破る決勝弾

2017年04月30日 サッカーダイジェストWeb編集部

「これだけじゃ全然足りない。恩返ししていきたい」

J1リーグ初ゴールを決めた堀米。チームに貴重な勝点3をもたらした。(C) SOCCER DIGEST

[J1リーグ9節]神戸 0-1 甲府/4月30日/ノエスタ

 プラチナ世代のレフティアタッカーによる待望のJ1初ゴールで、甲府が敵地で勝点3をゲットした。

 立ち上がりから神戸のペースで進んだ試合だったが、「30分過ぎから徐々に選手たちが相手のスピードに慣れてきた」(吉田達磨監督)甲府が流れを掴むと、38分にカウンターからのチャンスを活かす。左サイドを切り込んだ田中佑昌からのクロスに、走り込んだ堀米勇輝がヘディングで流し込みゴールネットを揺らす。堀米のJ1初得点で甲府が先制した。

 その後もポゼッションで優位に立った神戸が再三のチャンスを掴むものの、甲府が堅い守備でこれを撥ね返しゴールを許さない。結局、堀米の1点を守り切った甲府が敵地で貴重な勝点3を手にした。

 決勝点を奪った堀米は「本当にここまで長かった。感慨深いです」とコメント。かつては、柴崎岳や宇佐美貴史らとともにU-17ワールドカップの舞台でも戦ったプラチナ世代のアタッカーにようやくJ1初ゴールが生まれた。

 堀米はさらに続けて「これまで応援してくれたサポーターのためにも、これだけじゃ全然足らないし、これからも恩返ししていきたいです」と、さらなるゴール量産を誓った。
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