【J2採点&寸評】群馬×名古屋|先制許すも余裕のあるプレーを見せた名古屋ボランチをMOMに。群馬は未だ0勝

2017年04月30日 伊藤寿学

群馬――ボランチ陣の健闘は光ったが…。

【警告】群馬=パク・ゴン(22分)、舩津(34分)、チェ・ジュンギ(44分)、山岸(45+2分)、鈴木(48分)、松下(90+4分) 名古屋=青木(31分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】田口泰士(名古屋)

[J2・10節]群馬1-4名古屋/4月29日(土)/正田スタ
 
【チーム採点・寸評】
群馬 5
失点するまでは、松下、鈴木をベースに前向きなプレスが掛かっていたが、失点後にチームは失速。90分間を通じてのゲームコントロールに課題を残した。
 
【群馬|採点・寸評】 
GK
1 清水慶記 5
前半から好セーブを見せていたが、後半は守備が弛み、フリーでシュートを打たれて4失点。
 
DF
36 チェ・ジュンギ 5
アグレッシブなディフェンスは好印象。しかし経験不足もあり、細かい動きのズレがあった。
 
3 川岸祐輔 5
シモビッチとマッチアップし、気迫の守備で奮闘したが、完全に封じ込めることはできなかった。
 
20 パク・ゴン 5.5
相手の起点を潰し、球際でもファイトしていたが、結果を引き寄せることはできなかった。
 
MF
30 松下裕樹 6
決死のディフェンスでチームを鼓舞し、攻撃ではパスを左右に配球。チームの心臓だった。
 
8 鈴木崇文 6(81分OUT)
鋭い読みを活かしたボールカットと的確なスルーパスで、松下とともにゲームを作った。
 
2 舩津徹也 5(75分OUT)
献身的な動きで精力的なアップダウンを見せるも、良いプレーと悪いプレーの差が大きかった。
 
5 阿部 巧 5(81分OUT)
前半は前向きなプレーでチームを勢いづけたが、終盤は後ろ向きのプレーが増えてしまった。

次ページ群馬――リードしてからの采配に工夫がなかった。

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