【J2】名古屋が今季未勝利チームに先制許すも、後半4発で逆転勝ち2位に浮上!

2017年04月29日 サッカーダイジェストWeb編集部

前半アディショナルタイムにCKから押し込まれるも…。

ボール支配では上回った名古屋だが、効果的にシュートに結び付けられず、逆に失点を喫した。写真:徳原隆元

[J2リーグ10節]群馬 1-4 名古屋/4月29日/正田スタ

 J2リーグは4月29日、10節の11試合を各地で開催。正田醤油スタジアムでは最下位のザスパクサツ群馬と5位の名古屋グランパスの一戦が行なわれ、アウェーの名古屋が4-1で勝利した。

 試合は終始、名古屋がボールを支配するものの、攻めきれずゴールを奪えない展開。逆に群馬は奪ったボールを効果的にゴール前に運び、名古屋を脅かす。

 そして前半終了間際には、CKのチャンスを掴んだ群馬がこれを活かす。松下のクロスから混戦となり、最後はこぼれ球を山岸が押し込んだ。前半は群馬が1点をリードして折り返した。

 しかし後半に入り、前線に人数をかけてきた名古屋が反撃に出ると形勢は逆転。63分、左サイドからのクロスに反応した酒井がダイレクトでシュートを放つ。これがゴールネットを揺らし同点となる。

 さらに69分、名古屋はセットプレーからシモビッチが逆転弾。4分後には永井の今季5点目となる強烈なシュートが決まり、3-1とする。

 そして終了間際の90分にはフェリペ・ガルシアがダメ押しの4点目。名古屋が後半に4発を叩き込み、4-1で群馬を一蹴した。

 これで名古屋は横浜FC、湘南ベルマーレと勝点20で並び、得失点差で横浜FCに次ぐ2位に浮上した。
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