【J1展望】鹿島×鳥栖|王者は苦手なホームで、内容より結果を手にできるか

2017年04月29日 サッカーダイジェスト編集部

鹿島――2トップに2列目がいかに連動して絡めるかがカギ。

故障者/鹿島=中村 鳥栖=なし
出場停止/鹿島=なし 鳥栖=なし

J1リーグ 第9節
鹿島アントラーズ-サガン鳥栖
4月30日(日)/16:00/県立カシマサッカースタジアム
 
鹿島アントラーズ
今季成績(8節終了時):4位 勝点15 5勝0分3敗 10得点・8失点
 
【最新チーム事情】
●4-0で勝利したACLの蔚山現代戦のメンバーで鳥栖戦も臨む見込み。
●そのACLで決勝トーナメント進出を決め、石井監督は「ホッした部分もある」と振り返ったが、「ここで緩めてはいけない。大事なJの試合がある。ホームで勝てていない」と気合を入れ直した。
●Jリーグでの3敗は、すべてホームでのもの。土居は「アウェーは点が取れて、結果が出ている。ホームは内容は悪くないけど、結果が出ていない」と話し、「向いている方向は間違っていない。ブレるのがダメ」と強調した。
 
【担当記者の視点】
 ACLでグループリーグ突破を決め、前節・磐田戦での完敗のダメージもいくらかは払拭されたはず。勢いを取り戻しつつあるだけに、ここでしっかりと勝点3を掴んでおきたい。
 
 P・ジュニオールがここに来て、ようやくチームにフィットしてきた感があり、金崎と組む2トップも迫力が増してきた印象だ。彼らふたりに2列目がいかに連動して絡み、攻撃に厚みをもたらせるか。
 
 鳥栖は組織的かつ強固な守備に定評はあるものの、攻撃陣のアグレッシブな仕掛けでゴールをこじ開けたい。

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