【浦和】ミシャ監督が前日会見で宣言。明日のACLは「ベストなメンバー」で挑む

2017年04月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

WSW戦に引き分け以上でグループステージ突破が決定。

指揮官は「これまでチームは良い準備をしてきた」とチーム力に自信を見せた。写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)

 ACL浦和対ウェスタン・シドニー・ワンダラーズ(WSW)の前日会見が25日、埼玉スタジアムで行なわれ、ミハイロ・ペトロヴィッチ監督とGK西川周作が、明日の試合に向けた意気込みを語った。
 
 ペトロヴィッチ監督は、「我々のグループは非常に各チームの力が拮抗している。死のグループと言っていいグループだ」と切り出し、対戦相手のWSWについて以下のように続けた。
 
「アウェーで強さを発揮しているチームだと評価している。そう考えれば、明日のゲームは簡単ではないことがわかるだろう。しかし、これまでチームは良い準備をしてきた。全員の力を合わせて勝利を目指して戦っていきたい」
 
 敵地での前回対戦(2月21日)は4-0。興梠慎三やラファエル・シルバら前線のタレントが仕事をして力の差を見せつけた。それだけに、今回も快勝を望まれるが、指揮官はむしろホームゲームにこそ、思わぬ"落とし穴"があると警戒しているのだろう。

 それは西川も同じで、「明日の試合が難しい試合になることは、僕たちも覚悟しています」と気を引き締めていた。
 
 現在、勝点9でグループ首位に立つ浦和は、このWSW戦に引き分け以上でグループステージ突破が決まる。週末のJ1リーグ戦(30日)でさいたまダービーが待っているため、ターンオーバー採用も考えられるが、指揮官は「明日のゲームもベストなメンバーを組んで試合に臨みたい。さいたまダービーに関しては、今のところ何も考えてはいません」と明言した。まずは全力でACLのグループステージ突破を獲りに行くつもりだ。
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