「まるでアニマル」 A・サンチェスを称賛のヴェンゲル監督、エースの残留を強調

2017年04月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

自身も去就が不透明な指揮官だが、エースとともに残留は…。

マンCとのFAカップ準決勝で決勝ゴールを奪ったA・サンチェス(左)。ヴェンゲル監督はエースの残留を強調した。 (C) Getty Images

 アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督は、アレクシス・サンチェスの去就について言及した。現地時間4月24日、イギリスの『スカイ・スポーツ』が指揮官のコメントを伝えている。
 
 2018年6月でアーセナルとの契約が切れるA・サンチェスは、今シーズン限りでの退団の噂が絶えない。

 本人も、「勝者のメンタリティーを持っているクラブでプレーしたい」と、ここまでプレミアリーグで7位と19年続いたチャンピオンズ・リーグ出場が危ぶまれているチームからの移籍を仄めかすような発言をしていた。
 
 そんなA・サンチェスだが、23日に行なわれたFAカップ準決勝のマンチェスター・シティ戦では先発フル出場。延長前半11分に勝ち越しゴールを奪い、チームの決勝進出に貢献した。
 
 ヴェンゲル監督は、試合終了後に「A・サンチェスはチームのためにプレーした。試合の出だしはあまり良くなかったが、徐々に力強さを増していった」とエースの働きを称賛している。
 
 さらに、「彼はまるでアニマルだ。いつでも敵を倒す準備ができているし、決して諦めない。来シーズンもここにいるだろう。アーセナルとの契約が残っているし、我々は契約の延長に動き出すだろう」と語り、リーグ戦でここまでチームトップの18ゴールを挙げているエースの残留を強調した。
 
 しかし、ヴェンゲル監督自身もアーセナルとの契約延長が難航しており、去就が不透明な状態だ。果たして、指揮官とエースのダブル残留は現実となるのだろうか。
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