内田同僚がアーセナルへ? すでにメディカルチェックを通過か

2017年04月23日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

2週間前に訪れたロンドンで――。

マンCやユベントスも獲得に興味を示していたコラシナツ。株価高騰中の左SBはアーセナル行きを決断したのか。(C)Getty Images

 29節を消化したブンデスリーガで11位に沈むシャルケ。不振に喘ぐチームでひとり気を吐いているのが、ボスニア・ヘルツェゴビナ代表DFのセアド・コラシナツ(23歳)だ。
 
 サイドバックとウイングバックのいずれでも高質な左サイドのスペシャリストで、今シーズンはここまで公式戦32試合に出場し、3得点・9アシストをマーク。そうした活躍ぶりに加え、今夏でシャルケとの契約が切れる"ボスマン・プレーヤー"とあって、マンチェスター・C、チェルシー、ユベントス、ミランといった国内外のメガクラブから関心を集めていた。
 
 そのコラシナツを射止めたのは、どうやらアーセナルになるかもしれない。イギリス・メディアによれば、コラシナツは2週間前に訪れたロンドンでメディカルチェックを済ませ、4年契約にサインしたという。4月20日の記者会見でアーセン・ヴェンゲル監督はその報道を否定したものの、「交渉はすでに完了している」と『メトロ』紙は報じている。
 
 今年1月の時点では、コラシナツはユベントスと個人合意に達していた。それを反故にしたのはユベントスのほうで、保有権を持つレオナルド・スピナッツォーラ(アタランタ)の復帰に傾き始めたからだと見られる。
 
 現在のところコラシナツ本人は今回の件について何も語っていないが、ステップアップの移籍を望んでいるのはたしかで、左SBが強化ポイントのアーセナルにとっても理想的な補強となるだろう。両者にとって実りあるオペレーションは、はたして実現するのか。今後の動向に注目だ。
 
文:ワールドサッカーダイジェスト編集部
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