元セレッソのフォルランがインドネシアへ? すでにエッシェンらが参戦

2017年04月23日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

新生インドネシア・リーグはベテランスターの新たな受け皿に。

10年W杯で大会MVPと得点王に輝くなど、フォルランはまさに「生きるレジェンド」。インドネシアの地で、その栄光に彩られたキャリアにピリオドを打つことになるかもしれない(写真はペニャロール時代)。(C)Getty Images

 元ウルグアイ代表FWで、日本のセレッソ大阪でもプレーしたディエゴ・フォルランが、近々インドネシア・リーグに参戦することになるかもしれない。

「あるクラブがフォルランと交渉している」と語るのは、インドネシア・スポーツ界で大きな影響力を持つ代理人のムリ・ムニアル。「フォルラン側は高額なサラリーを要求している。この点をクリアできるどうかが焦点だ」という。

 3月には現地インドネシアで、リーガ1(インドネシアのトップリーグ)のアレマFCがフォルランの獲得に動いていると報じられたが、ムリ・ムニアルの言う「あるクラブ」とはこのアレマFCだと思われる。

 インドネシアのトップリーグは、名称を「スーパーリーグ」から「リーガ1」に変更するなど大きな変革を経て、4月15日に新シーズンが開幕したばかり。新生リーガ1の発足に伴い、各クラブが目玉となる有力外国人選手の獲得に躍起になり、マイケル・エッシェン(元ガーナ代表MF)をはじめ、ピーター・オデムウィンギー(元ナイジェリア代表FW)、カールトン・コール(元イングランド代表FW)、モハメド・シッソコ(元マリ代表MF)といった選手がすでに参戦中だ。

 フォルランの入団が噂されるアレマFCにも、かつてモナコやガラタサライなどでプレーした元コロンビア代表FWのファン・パブロ・ピノが加わっている。

 フォルランは現在37歳。15年夏のセレッソ退団後は、母国ウルグアイの名門ペニャロールに移籍。さらに16年8月には、インド・スーパーリーグのムンバイ・シティと3か月の契約を結び、チームをリーグ戦首位に導いた(4チームによるチャンピオンシップで準決勝敗退に終わり優勝はならず)。

 日本、インドに続いて、アジア3か国目となるインドネシアでプレーすることになるのだろうか。
 
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