浦和が4連勝、首位キープ !! 興梠が得点ランク単独首位の7ゴール目。札幌は敵地で4連敗…

2017年04月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

小野伸二は10年ぶりに埼玉のピッチに。

興梠が得点ランク単独首位に立つ7ゴール目をマーク。写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)

[J1リーグ8節]浦和 3-2 札幌/4月22日/埼玉

 3ゴールを奪取した浦和が、札幌の粘りを振り切って4連勝を飾った。

 前節首位に立った浦和に対し、札幌は、古巣との対戦となった小野伸二がベンチスタート。ルーキーの菅大輝が初スタメンを飾った。

【PHOTOギャラリー】浦和がR・シルバ、関根、興梠の3発で札幌を振り切る!

 試合は、立ち上がりから浦和が主導権を握る。20分にはCKからラファエル・シルバが押し込んで先制。浦和が1点をリードする。

 しかし札幌はワンチャンスを活かす。34分、田中からのクロスを都倉が菅に落とすと、菅はヘディングでラストパス。これを受けた兵藤が落ち着いてゴールに流し込んだ。

 それでも同点から6分後に、浦和が再び突き放す。左サイドをドリブルで駆け上がった宇賀神のクロスから興梠がヘディングシュートで狙う。これはGKク・ソンユンに阻まれたものの、こぼれ球を関根が押し込み、浦和が勝ち越しに成功。

 前半は浦和の1点リードで折り返した。

 後半も大半の時間で浦和がボールを支配。札幌はカウンターを狙うが、浦和の堅い守りに阻まれ得点にはつながらない。

 一方、再三チャンスを逃していた浦和だが、74分に興梠がペナルティエリア内で倒されたとしてPKを獲得。これを興梠自らが決め、3-1とリードを広げた。興梠は今季7得点目で、先制点を挙げたR・シルバの6得点を上回り、得点ランク単独首位に立った。

 2点差となった札幌は79分、荒野に代えて小野を投入。小野が10年ぶりに埼玉スタジアムのピッチに立った。

 そして88分、札幌はFKを獲得すると、ボール周辺に立ったのは、右利きの小野と左利きの福森。駆け引きの末に蹴ったのは福森で、シュートは壁をすり抜け、見事な弧を描いてゴールネットを揺らす。札幌が1点差に迫った。

 しかし、札幌の反撃もここまで。浦和が1点差を逃げ切り、3-2で勝利を飾った。浦和は4連勝を飾るとともに、首位をキープした。一方の札幌は、鬼門のアウェー戦で4連敗となっている。
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