【J1展望】浦和×札幌|忘れられない5年前に負った深い傷

2017年04月21日 サッカーダイジェスト編集部

浦和――関根がスタメン復帰へ。

【故障者】浦和=福島 札幌=増川、稲本、深井、金園、ヘイス、ジュリーニョ、マセード、永坂
【出場停止】浦和=なし 札幌=なし

Jリーグ 第8節
浦和レッズ-コンサドーレ札幌
4月22日(土)/14:00/埼玉スタジアム
 
浦和レッズ
今季成績(7節終了時):1位 勝点16 5勝1分1敗 21得点・7失点
 
【最新チーム事情】
●22歳の誕生日を迎えた関根の右ウイングバック復帰濃厚。
●槙野は好調なFW都倉を警戒。
●浦和ユースのDF橋岡がU-20日本代表合宿に参加。
 
【担当記者の視点】
 リハビリに努めていた梅崎、高木が完全復活を果たし、フィールドプレーヤー全員が練習に参加。ポジション争いは一段と激しさを増してきた。
 
 右ウイングバックは前節ベンチスタートだった関根の先発復帰が濃厚だ。4月19日に誕生日を迎え"22歳初戦"となる関根は、「裏のスペースを突いていく」と意気込んでいた。
 
 今季4ゴールを挙げる札幌のエース都倉の対策として、槙野は「彼の良さはボックス(ゴールエリア)内とクロスへの強さ。自分たちがボールを持つことで、彼をゴールから遠ざける」と、あくまでも主導権を握り続けることで、仕事をさせないという狙いを語った。12年にはJ2降格の決まっていた札幌にホームで敗れ、優勝争いから脱落した苦い思い出がある。当時とはまったく異なるチーム全体のレベルアップした姿を見せつけたい。
 

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