CL敗退のバイエルン、審判の判定に選手、監督らは 「ミスの連続」「不運」「ファウルですらない」etc.

2017年04月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

最後のCLとなったラームは「幸運も状況も幾つかあったが…」

84分のビダル退場が、この試合のターニングポイントになったのは間違いない。 (C) Getty Images

 チャンピオンズ・リーグ(CL)準々決勝・第2レグで、バイエルンはレアル・マドリーに2-4で敗れ、合計スコア3-6で敗退を余儀なくされた。

 第1レグでの1-2の逆転負けを挽回すべく敵地に乗り込んだドイツ王者は、積極的なプレーを見せて一時はタイスコアとしたものの、後半途中にMFアルトゥーロ・ビダルが退場となったことで数的不利を強いられ、延長戦で3失点を喫して力尽きた。

 クリスチアーノ・ロナウドにはハットトリックを決められたが、そのうち2点は彼がオフサイドポジションにいたという疑惑、そしてビダルの退場をめぐる判定についても議論が巻き起こっており、試合後、バイエルンの選手や指揮官たちも、この件に言及している。(『Kicker』より)

◇フィリップ・ラーム
 我々は敵地で勝とうと、勇敢なプレーを見せた。我々にとって幸運も状況も幾つかあったが、同時に審判の判定について不運もあった。

◇カルロ・アンチェロッティ監督
 審判についてはミスの連続だった。近い将来、彼らがビデオ判定システムによって"助けられる"ことを私は望んでいる。

◇カール=ハインツ・ルムメニゲCEO
 とてもエモーショナルで、スペクタクルなプレーを見せた両チームに賛辞を送りたい。彼らは偉大なプレーを見せた。しかし、ビダルの退場については……、マルコ・アセンシオへのタックルはファウルでさえなかった。あのレッドカードで、我々はとどめを刺された。

◇ジェローム・ボアテング
 これがフットボール、これが人生だ。
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