【J1ベストイレブン】歴史的大勝の浦和から最多の4名。MVPは高採点『8.5』のFW|6節

2017年04月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

驚愕弾を突き刺した武藤も、文句なしのベストイレブン入り。

【6節のベストイレブン】

 J1リーグは4月7日と同8日に6節の9試合を行なった。ここでは、その9試合からサッカーダイジェストWeb編集部がセレクトしたベストイレブンを紹介する。
 
【選出理由】
 浦和がホームで仙台を相手に7-0の歴史的大勝を収めた。その浦和イレブンの中でも、特に際立っていたのがハットトリックを達成した興梠だ。20分、右サイドからのクロスに打点の高いヘディングで合わせてゴールラッシュの口火を切ると、27分には折り返しのボールを詰めて追加点。さらに前半終了間際にはPKを沈め、前半だけで3得点を叩き出した。7発快勝の立役者となった浦和のエースは『8.5』の高採点。今節のMVPとした。
 
 また、古巣との対戦となった武藤は29分に驚愕のゴールを挙げた。中央をドリブルで突破し、エリア外から強烈なミドルを突き刺してチーム3点目を記録。そのシュートはスタジアムが騒然としたほど衝撃的で、興梠に次ぐ採点『8』でセレクトした。
 
 浦和のふたりのアタッカーに続く、ハイパフォーマンスを披露したのは横浜の齋藤だ。26分に正確なクロスで先制点をアシストし、73分には中央から絶妙なパスで金井の得点を演出。2アシストでチームを勝利に導いた齋藤は採点『7.5』で選出した。
 
 そのほか、ゴールこそなかったものの、浦和の大勝劇を演出した関根、宇賀神を両翼に配置し、ボランチには的確なポジショニングで中盤を掌握した神戸のニウトンと札幌の宮澤を選んだ。GKには決定機をことごとく止め、不振のチームに勝点3をもたらした広島の林をセレクトした。
 

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