【J1ベストイレブン】中村俊、柏木をしのぐ存在感!MVPは攻守にフル稼働の鹿島MFに|5節

2017年04月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

右サイドを2度にわたり攻略した小林もベスト11入り。

【5節のベストイレブン】

 J1リーグは4月1日と同2日に5節の9試合を行なった。ここでは、その9試合からサッカーダイジェストWeb編集部がセレクトしたベストイレブンを紹介する。
 
【選出理由】
 今節、一際輝きを放ったのが、攻守にフル稼働した鹿島の土居だ。スコアレスで迎えた79分、中央でL・シルバがルーズボールを拾って前線の鈴木に縦パスを入れると、左サイドにいた背番号8はすかさずゴールへ走り出す。そこへ鈴木から丁寧なスルーパスが届き、巧みなコントロールから素早いシュートで決勝点を挙げた。豊富な運動量で攻守に好パフォーマンスを披露した土居は採点『7.5』。今節のMVPとした。
 
 また、Jリーグを代表するレフティの柏木陽介(29歳)と中村俊輔(38歳)を選出した。柏木は開幕から全勝中だった神戸との一戦で59分からシャドーへポジションを移すと、そこから2得点・1アシストを記録。中村は静岡ダービーで、FKとスルーパスからチームの全3得点を演出し、磐田に勝点3をもたらした。
 
 そのほか、2度にわたり右サイドを攻略し、2アシストを記録した川崎の小林、58分からの途中出場で2ゴールを挙げたFC東京のP・ウタカをセレクト。2ボランチには逆転劇の立役者となったG大阪の井手口、スーパーミドルを突き刺した甲府の兵働を選んだ。

 ディフェンスラインには守備に加え、セットプレーから得点を挙げた甲府のエデル・リマ、磐田の森下、C大阪の木本を選び、GKには安定感の際立った柏の中村を選出した。

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