「本気で言っているのか?」モウリーニョがレポーターの質問に怒り爆発!

2017年04月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

「残念ながら愚問だ」とモウリーニョがあしらった質問とは?

敵の守備網を思うように崩せない戦況に厳しい表情を浮かべたモウリーニョ。試合後にはそのフラストレーションを爆発させた。 (C) Getty Images

 現地時間4月1日、プレミアリーグ30節のマンチェスター・U対ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン(WBA)戦が行なわれ、スコアレスドローで終了した。
 
 ボール支配率が78%、総シュート数が18本、総パス本数が762(成功率が87%)と高スタッツを残した通り、WBAを圧倒したマンチェスター・U。しかし、エースのズラタン・イブラヒモビッチを出場停止で欠いたこともあり決定力不足が響き、ホームで痛いドローに終わった。

 そのイライラもあったのか。試合後、指揮官のジョゼ・モウリーニョがフラストレーションを爆発させた。英国公共放送『BBC』のレポーターから「試合後にトニー・ピュリス(WBA監督)と笑っている姿を見ましたが、最後はお互いに納得という感じだったのでしょうか?」と問われたモウリーニョは表情を歪め、「そう思うのか? 本気ですか? あなたはそれが質問だと思うのですか?」と逆に質問を投げ返す。
 
 これにたじろいだレポーターが、「単にピュリスと話し込んでいたことを聞こうとしただけ」と質問を修正。するとモウリーニョは、「彼とは友人だから笑っていただけだ」とあしらい、次のように続けた。
 
「あなたは明らかに試合内容について質問していますし、それに試合はあなたが言うような笑顔で話せるようなものだったと思いますか?」
 
 これに対して、さすがのレポーターも「失礼しました」と謝罪。そして、改めて試合の感想を問うと、「残念ながらそれは愚問だよ」と呆れかえった表情でモウリーニョは一蹴したのだ。
 
 それでも試合については、「一方のチームが90分間、中央から半分でトライして、トライして、トライした。もう一方はいつハーフウェーラインを横切った? 我々は守る必要なんてなかったし、デ・ヘア(マンチェスター・UのGK)に至っては寝ていたよ」と一応感想は述べている。
 
 勝点3を手にできなかったフラストレーションにプラスして、レポーターからの愚問に不満を爆発させたモウリーニョ。3日後に迫るエバートン戦では"笑顔"を見せられるのか? ポルトガル人指揮官の注目だ。
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事