【日本代表】怪我人続出でも、森重真人があえてポジティブな部分を見出す理由

2017年03月26日 広島由寛(サッカーダイジェストWeb編集部)

「後ろから見ていても、やっぱり良い選手だな、と」

吉田(左)とともに鉄壁の守備を築く森重。昌子や植田の成長にも刺激を受けているはずだ。写真:徳原隆元(サッカーダイジェスト編集部)

 日本代表が3月26日、次節のタイ戦に備えて埼玉県内でトレーニングを行なった。
 
 長谷部誠の離脱に始まり、今野泰幸や大迫勇也と、今回の3月シリーズでは多くの怪我人に悩まされているハリルジャパンだが、逆にそうした状況に、森重真人はあえてポジティブな部分を見出そうとしている。
 
「今は、いろんな選手が試合に出ながら、結果を残している。競争意識という意味で、チームとして良いと思う。結果と同時に、その両方を求めるのは難しいけど、今はそれが上手くできつつある」
 
 この流れを、タイ戦でも続けていきたいと強く願う。森重は自らに言い聞かせるように、「次の試合も結果がすべて。ピッチに立つ選手は責任感を持って、勝つためにプレーしないといけない」と表情を引き締める。
 
 ちなみに、かつてFC東京で同僚だった今野については、次にように語る。
 
「後ろから見ていても、やっぱり良い選手だな、と。ガンバで対戦した時も、すごく嫌だった。それが今回は味方として一緒にプレーできたのは、個人的には嬉しかった。チームのために結果を残してくれた。改めて、偉大な選手だと思います」
 
取材・文:広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)

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