インテルやミランに朗報! イタリアのCL出場枠が「4」に拡大

2017年03月23日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

4チームが出場するのは7シーズンぶり。

出場枠が3になってからは、一度もCLに出場できていないインテル。「プラス1枠」が名門復活の追い風となるか。(C)Getty Images

 現地時間3月22日、UEFAが最新の「国別クラブランキング」を発表した。
 
 この結果、スペイン、ドイツ、イングランド、イタリアの4か国が、今シーズン終了後もトップ4を維持することが確定。18-19シーズンから上位4か国にチャンピオンズ・リーグ(CL)の本選出場枠が4つ与えられるレギュレーションとなっているため、これまで3チームしか出場できなかったイタリアが、11-12シーズン以来7シーズンぶりとなる「4枠」を勝ち取った。
 
 過去5シーズンのヨーロッパカップ戦の成績で算出する同ランキング。現在4位のイタリアは今シーズン、ヨーロッパリーグでは全チームがすでに敗退し、残っているのはCLのベスト8に進出したユベントスのみだ。
 
 だが、昨シーズン終了時点で5位だったポルトガルも、ベンフィカとポルトがCL16強で敗退して全滅し、7位に転落。代わって5位にランクアップしたフランスのモナコとリヨンが、CLとELを制覇したとしてもイタリアのポイントを上回らないため、イタリアの4位以上が確定した(6位はロシア)。
 
 なお、現行ルールで行なわれる来シーズンは、これまで通り3チームしか出場できない。29節終了時点で3位のナポリに勝点差8のインテル、同10のミランはともに、CL出場権獲得が厳しい状況だ。
 
 ミランは13-14シーズン、インテルは11-12シーズン以来、CLの舞台から遠ざかっているだけに、出場枠の拡大はミラノの両雄にとってこの上ない朗報と言えるだろう。
 
文:ワールドサッカーダイジェスト編集部
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