【J1採点&寸評】横浜×新潟|怪我明けの齋藤は不発…新潟の新守護神が好セーブ連発で勝点1獲得に貢献

2017年03月18日 藤井雅彦

横浜――バブンスキーは決定的な仕事ができず。

【警告】横浜=松原(25分)、マルティノス(78分) 新潟=小泉(85分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】大谷幸輝(新潟)

[J1リーグ4節]横浜1-1新潟/3月18日/日産ス

【チーム採点・寸評】
横浜 5.5
マルティノスのミドルシュートで先制に成功したが、試合全体を通して攻撃のギアが上がらず。負傷明けで先発出場した齋藤も精彩を欠いた。それでも新潟と比較してチャンスの数は多かっただけに、勝点2を取りこぼしたと言えるだろう。

【横浜|採点・寸評】
GK
21 飯倉大樹 5.5
不意に訪れたピンチに対応するのは難しかった。スリッピーなピッチであることも災いした、あまりにも不運な失点。
 
DF
27 松原 健 5.5
新潟は執拗に彼のサイドを狙ってきた。山崎や途中出場の鈴木だけでなく、コンビネーションを駆使したアタックに四苦八苦。
 
22 中澤佑二 6
安定したラインコントロールでピンチらしいピンチはなかった。ゴール前に入ってきたボールに対しても防壁となる。
 
34 ミロシュ・デゲネク 6
Jリーグのスピード感に慣れてきたのか、準備段階の動きに進捗が見られる。対人プレーとカバーリングの両方に安定感。
 
13 金井貢史 6
齋藤や天野と絡んでの左サイドの崩しに一役買った。守備でも大きな穴を開けることなく堅実なプレーを披露した。
 
MF
8 中町公祐 5.5
喜田の負傷欠場によって今季リーグ戦初先発。中盤でのボール奪取で存在感を発揮したが、失点に絡むバックパスが悔やまれる。
 
13 天野 純 6
引いた相手に対して左サイドのスペースに進出してチャンスメイク。ただしセットプレーの質は向上の余地あり。
 
20 マルティノス 6.5
序盤から右サイドで積極的なドリブル突破を仕掛け、得意のカットインからファーサイドへ鋭く曲がるシュートを決めた。
 
33 ダビド・バブンスキー 5.5
試合経過とともにボールタッチの回数を増やし、前を向いた場面ではテクニックを見せた。しかし決定打となるプレーはなし。

次ページ横浜――齋藤は得意のドリブル突破が不発に。

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