【鹿島|詳細データ付】もはやハリルも無視できない!? 鈴木優磨がゴールすれば「勝率100パーセント」

2017年03月15日 広島由寛(サッカーダイジェストWeb編集部)

コンパクトな振りで鮮やかなボレーを突き刺す。

伊東のアシストから先制点を決めて、笑顔を見せる鈴木。巧みなポジショニングと高いシュート技術が凝縮されたファインゴールだった。写真:佐藤明(サッカーダイジェスト写真部)

[ACL・3節]鹿島 3-0 ブリスベン・ロアー/3月14日/カシマ
 
 1-0で勝利した3月10日の横浜戦後、この試合の決勝点を挙げた鈴木優磨について、昌子源は次のように語っていた。
 
「あいつが一番、悔しいはず。だって、点を取ってもサブなんだから。途中から入っても点を決めてくれるから、使われ方もスーパーサブというか、途中からのほうが(いい)っていうのもあるだろうし。
 
 いろんなことが考えられるけど、我慢して、チームのためにやっているあいつの姿を見て、ポジションは違う俺らもそうだし、(金崎)夢生くん、ペドロ(・ジュニオール)が一番、刺激を受けていると思う。そうやってチームのために、みんなが点を取れるようになればいい」
 
 今年のシーズンインから、鈴木は好調をキープしていた。1月のタイ遠征では、スパンブリー戦で2ゴール、2月のニューイヤーカップの長崎戦と福岡戦で1ゴールずつを記録。続く水戸とのプレシーズンマッチ、浦和とのゼロックス・スーパーカップでは、それぞれ途中出場から1ゴールを決めている。
 
 そしてACL初戦の蔚山現代戦でも、勝負を決める貴重な追加点をゲット。しかし、3節を終えたリーグ戦と、ACL2節のムアントン・U戦は、すべてベンチスタートだった。
 
 もっとも、リーグ3節の横浜戦では、71分に投入されると、先述したとおり、83分に今季リーグ初ゴールとなる決勝弾を豪快なヘッドで叩き込む。当時の首位チームから勝点3を奪う貴重な働きで、その存在をアピールした。
 
 その横浜戦から4日後、3月14日のACL3節・ブリスベン・ロアー戦で、鈴木は満を持してスタメンに名を連ねる。そして、背番号9は結果を出した。
 
 優位にゲームを進めながらも、鹿島はなかなかゴールをこじ開けられなかった。膠着状態が続くなか、前半も残り2分となったその時、均衡を破るゴールが生まれる。
 
 右サイドを崩した伊東幸敏がクロスを入れると、「相手のDFが、ニアをゾーンで消してきていたので、ちょっとマイナスに」とポジションを取った鈴木のもとにボールが来る。迷うことなく、コンパクトな振りで鮮やかなボレーを突き刺す。日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督が視察するなか、ファインゴールを決めてみせた。

【ACL鹿島ーブリスベンPHOTO】鈴木が先制ゴール!鹿島が3得点でブリスベンに完勝!

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