【なでしこ】開幕前記者会見が開催。ベレーザ主将の岩清水「もちろん3連覇を目指して戦う」

2017年03月14日 多田哲平(サッカーダイジェスト)

なでしこリーグ1部の全10クラブの選手と監督が集結。

岩清水は12年連続のベストイレブン選出も期待される。写真:徳原隆元

 2017プレナスなでしこリーグおよびチャレンジリーグの開幕前記者会見が3月14日、東京都内で行なわれた。

 会見にはなでしこリーグ1部の全10クラブの選手と監督が集結。開幕に先立ち、今季の意気込みを熱く語った。
 
 昨年のチャンピオンで2連覇中の日テレ・ベレーザ(以下ベレーザ)のキャプテンを務める岩清水梓は、「3連覇を目指して頑張りたい。ただ一つひとつの試合で勝つのが楽ではない。足もとを見て1試合1試合を戦った先に優勝が見えてくると思う」と、タイトルへの想いを口にした。
 
 3月26日から開幕するなでしこリーグ1部。今年も女王が強さを見せるのか。それともINACを筆頭にライバルチームが王座を奪還するのか。熱き戦いに期待したい。
 
 各クラブ(ベレーザ以外)のキャプテンのコメントは以下のとおり。
 
マイナビベガルタ仙台レディース:田原のぞみ(MF)
「目標は優勝。今年は新しい監督、コーチのもと新たな一歩を踏み出す。一丸となって優勝を目指して頑張る」
 
ジェフユナイテッド市原・千葉レディース:上野紗稀(DF)
「今年の目標はふた桁勝利。昨年度は引き分けが多かったので、今年は一人ひとりが勝ちにこだわって戦っていきたい。走る、戦うという面は今年も継続してジェフらしいハードワークのサッカーができたら良い」
 
ちふれASエルフェン埼玉:中野里乃(MF)
「またこの素晴らしいリーグでサッカーができることを嬉しく思う。今シーズンの目標はひとつでも上位に食い込んでいけるように頑張りたい」
 
ノジマステラ神奈川相模原:尾山沙希(MF)
「昇格して1年目でも初戦から勢いに乗っていけるように全力で戦いたい。簡単な試合はひとつもないと思うが、ステラらしく勝ちにこだわってやっていく」
 
INAC神戸レオネッサ:髙瀬愛実(FW)
「目標はリーグ優勝。毎年リーグ優勝と言っているがなかなか達成できていない。その想いをピッチで表現したい。松田監督の体制になってから3年目。中堅とベテランが中心になってより一体感のあるチームつくりができているので、それを初戦から表現したい」
 
伊賀フットボールくノ一:杉田亜未(MF)
「目標は優勝すること。大きな目標にはなるが、全員でハードワークして、全員攻撃全員守備で一丸となって頑張っていく」
 
アルビレックス新潟レディース:中村 楓(DF)
「攻撃面では得点力を上げること、守備面では失点をゼロに抑えることを目標に日々のトレーニングを積んでいる。今シーズンこそタイトルが獲れるように頑張る」
 
浦和レッズレディース:柴田華絵(MF)
「石原監督のもと、攻撃的なサッカーで観ているみなさんにも『楽しいな』と思ってもらえる試合をしたい。もちろん優勝を目指して1試合1試合大事に戦いたい」
 
AC長野パルセイロレディース:坂本理保(DF)
「実力のあるチームではないが、観に来てくれたみなさんをも巻き込み、より魅力ある進化したパルセイロサッカーを展開したい」

【なでしこ1部PHOTO】チームを牽引する〝看板娘″たち。全10クラブのキャプテンを一挙紹介
 
取材・文:多田哲平(サッカーダイジェストWEB編集部)
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