「バルサのベストプレーヤー」T・シウバ夫人が主審を痛烈批判

2017年03月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

自身のインスタグラムで次々に皮肉を。

インスタグラムで主審を痛烈に批判したT・シウバ(左)の妻イサベレさん(右)。怒りが収まらないようだ。(C) Getty Images

 指揮官の恨み節と違い、直接的な非難だった。
 
 現地時間3月8日のチャンピオンズ・リーグ(CL)でバルセロナにまさかの逆転負けを喫したパリ・サンジェルマン。主将を務めるDFチアゴ・シウバの妻が、『インスタグラム』で同試合を裁いたデニズ・アイテクン主審を批判した。
 
 CL史上初となる4点リードからの逆転敗退という屈辱にまみれたパリSG。試合後、ナセル・アル・ケライフィ会長は「言い訳にしたくない」と述べた。だが、ウナイ・エメリ監督は敗戦理由のひとつにアイテクン主審のジャッジを挙げている。
 

 T・シウバを支えるイサベレ夫人も、判定に納得がいかなかったようだ。試合後、インスタグラムでアイテクン主審の写真を投稿。そこには「バルセロナのベストプレーヤー」という皮肉を込めたキャプションが添えられている。
 
 そして、「これほどのレベルの大会でこのようなミスは恥ずべき。フェアプレーのパリSGに賛辞を」とコメント。バルサのプレーやアイテクン主審のレフェリングを痛烈に批判した。
 
 さらにイサベレさんの怒りはまだまだ収まらない。2つ目の投稿では、マルキーニョスがルイス・スアレスを倒したとしてバルサにPKが与えられた90分のシーンの動画を公開。「最悪なのは、負けることじゃない。それもサッカーの一部だから。最悪なのは、不当に負けることよ!」と続けている。
 
 実際、今回のバルサの偉業に賛辞が寄せられた一方で、判定がパリSGに不利に働いたという見解も少なくない。アンヘル・ディ・マリアに対するハビエル・マスチェラーノの後方からのタックル(試合後に本人がファウルと認めている)や、そのマスチェラーノのハンドなどで、パリSGにPKが与えられるべきだったとの声も挙がっている。
 
 しかし、4点リードという圧倒的に有利な状況を、パリSGが生かせなかったことは紛れもない事実だ。さらに、試合後に「審判を批判しても結果は変わらない。間違いがあったとしても、勝ち進んだのはバルサだ」と縮小に語ったT・シウバの妻だけに、イサベレさんの投稿には賛否両論あるようだ。

【バルサ対パリSG】CL史上に残る「奇跡の大逆転劇」を写真で振り返る!
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事