現役引退のシャビ・アロンソ、ジェラードら盟友たちが労う

2017年03月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

堂々たるキャリアを歩んできたシャビ・アロンソ。

栄光のキャリアを歩んできたシャビ・アロンソ。35歳のMFは希望通りトップレベルでの引退を決意した。 (C) Getty Images

 現地時間3月9日、バイエルンに所属する元スペイン代表MFのシャビ・アロンソが、今シーズン限りでの現役引退を自身のツイッターとクラブの公式サイト上で発表した。
 
 1999年にレアル・ソシエダでプロキャリアをスタートさせたシャビ・アロンソは、2004年夏にリバプールへ移籍。同シーズンに行なわれたミランとのチャンピオンズ・リーグ(CL)決勝では、3点ビハインドから3-3となる同点ゴールを決め、PK戦の末に欧州戴冠を成し遂げた「イスタンブールの奇跡」の立役者の一人となった。
 
 2009年にはレアル・マドリーに移籍し、CL(13-14)、リーグ・エスパニョーラ(11-12)、コパ・デル・レイ(10-11、13-14)で優勝を経験。バイエルンでは2014年夏に加入し、二度のリーグ制覇(14-15、15-16)とDFBカップ優勝(15-16)を果たしていた。
 
 スペイン代表としても、2010年のワールドカップ制覇(南アフリカ大会)と二度のEURO制覇(08年、12年)に貢献するなど堂々たるキャリアを持つシャビ・アロンソは、引退について、次のように明かした。
 
「簡単な決断ではなかったが、正しい瞬間だと思っている。僕は常に遅すぎるより早すぎる時に辞めることを望んできた。今はまだ調子が良いが、今が正しい時期だと感じている」
 
「僕はキャリアを最高のレベルで終えることを望んできたが、バイエルンは最高のレベルだ。ここでプレーすること、家族の一員であることを誇らしく思っており、幸せに感じている」

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