【J1展望】川崎‐柏|負傷者が相次ぐ川崎。攻撃的なスタイルを貫く柏を抑えられるか

2017年03月10日 サッカーダイジェスト編集部

川崎――CB奈良は約10か月ぶりにリーグ戦で先発か。

故障者/川崎=武岡、エドゥアルド、エウシーニョ、家長、舞行龍、田中 柏=ユン・ソギョン、今井、R・ロペス
出場停止/川崎=なし 柏=なし

J1リーグ 第3節
川崎フロンターレ-柏レイソル
3月10日(金)/19:00/等々力陸上競技場
 
川崎フロンターレ
今季成績(2節終了時):6位 勝点4 1勝1分0敗 3得点・1失点
 
【最新チーム事情】
トレーニングではCBで奈良を試す。奈良のリーグ戦で先発すれば、脛を骨折した昨季の第1ステージ・12節の神戸戦以来、約10か月ぶりとなる。
●最終ラインはここ数試合と同様の4バックと予想。ただ、3バックも練習しており、後者を選択する可能性も。
●左足親指付け根を骨挫傷している家長は離脱が長引く恐れが。1トップには阿部を起用か。

【担当記者の視点】
 長期離脱中のエドゥアルド(右肩関節反復性脱臼)、エウシーニョ(右脛骨骨折)に加え、家長、舞行龍も故障者リスト入りし、厳しいメンバー構成となっている。練習ではCBに奈良を入れ、リーグ戦では開幕から2試合続けてCBを務めた車屋を従来の左SBへ、登里を中盤に入れる形を試した。ただ、最終ラインを3枚にする可能性もある。
 
 一方、家長を欠く前線は阿部を1トップで起用する形が予想される。阿部は前節の鳥栖戦(1-1)後に「まだまだだが、少しずつ周囲の考え方が分かってきた」と話しており、どんなプレーを見せるか注目だ。

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