「6点取ることも可能」バルサ奇跡の大逆転へ、L・エンリケが自信

2017年03月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

前日記者会見で強気のコメント。

2ndレグでの大逆転を狙うバルセロナ。L・エンリケも自信を見せる。(C) Getty Images

 バルセロナは3月8日、カンプ・ノウにパリ・サンジェルマンを迎えて、チャンピオンズ・リーグ(CL)の決勝トーナメント1回戦セカンドレグを戦う。その試合に向けたルイス・エンリケ監督の前日会見でのコメントをスペインの『アス』紙が報じている。
 
 パリSG戦の大敗(2月14日のファーストレグは0-4)、L・エンリケ監督の退任発表(3月1日)などここ1ヵ月で様々な問題に揺れたバルサ。だがL・エンリケは、「もちろん、ファーストレグ以来たくさんの出来事が起こった。しかし、我々はそれを改善してきたし、良いパフォーマンスを見せてきた(直近2試合は11得点・1失点)。これからも良い状況を作っていけるだろう」とコメント。チームは状態が上向いていると強調した。
 
 そして、セカンドレグについても、強気の姿勢を見せている。
 
「相手が我々に対して4点を取ることができるなら、我々は彼らから6点取ることも可能だろう。私は以前のシーズンでそれを見てきたし、負ける気はない。パリSGが有利な立場にいるのは確かだ。だが、私は明日の試合がポジティブなものになると確信している。そのためにも我々は、ディフェンス面もオフェンス面も両方よくしていかなければいけないね」
 
  4点のビハインドを引っくり返して次ラウンドに駒を進めたチームはCLで過去に例がない。まさに勝ち抜けには奇跡が必要で、そのためにはここまで10ゴールでCLの得点ランキング首位に立つリオネル・メッシの活躍がやはり欠かせない。
 
 しかし指揮官は、「もちろん、メッシが違いを生み出せる選手であることは確かだ。だが、それはチーム全体の力によるものであり、チームの力こそ重要だよ」とコメント。メッシに依存せずに勝利を目指すと語っている。
 
 ベスト8に勝ち進むには5点差以上での勝利が必要なバルサ。L・エンリケ監督の言葉どおり、ミラクルな大逆転劇は起こるのか?
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