大勝で準々決勝進出のバイエルン! しかし誰もが冷静かつ慎重

2017年03月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

「2点目のゴールに近かったのはアーセナルのほう」(CEO)

大勝にも浮かれることなく、目の前の試合を大事に戦っていくということで意思統一が成されているバイエルン。写真はフンメルス。 (C) Getty Images

 チャンピオンズ・リーグ(CL)決勝トーナメント1回戦の第2レグ、バイエルンは5-1でアーセナルを下し、合計スコア10-2の大差で準々決勝進出を決めた。
 
 第1レグを5-1で制した後に迎えた敵地での第2レグ。前半に先制を許すも、レバンドフスキのPKを皮切りにゴールラッシュを見せ、終わってみれば第1レグと同じ結果となった。
 
 スコアだけを見れば一方的でバイエルンの楽勝とも言えるが、試合後、勝者の選手、指揮官、フロント陣は冷静さと慎重さを失うことなく、以下のようにコメントを残した。
 
◇カルロ・アンチェロッティ監督
 
(5-1の大勝にもかかわらず)簡単な試合ではなかった。我々は問題を抱えていたので、試合中も良いかたちを探りながらの戦いを余儀なくされた。
 
◇マヌエル・ノイアー
 
 最初の10分はこれまでとは違う戦い方だったが、それでチームのプレーが落ちると思うことはなかった。
 
◇マッツ・フンメルス
 
(5-1という)結果は悪いものではなかったが、最初の50分間の戦いは良くなかった。
 
 準々決勝には進出したが、まだ先(決勝や優勝について)のことついて語る時期ではないと思う。
 
◇カール=ハインツ・ルムメニゲCEO
 
 CLでは、簡単な試合などひとつも存在しない。事実、この試合2点目のゴールに近かったのは、アーセナルのほうだった。
 
 まだ準々決勝に駒を進めただけ。私は夢を見るようなことはしない。着実に一歩ずつ進んでいくだけだ。
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