バルサのL・エンリケ監督、今シーズン限りでの退任を表明!

2017年03月02日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

「忘れられない3年間。クラブに感謝したい」

今シーズン限りでの退任を発表したL・エンリケ監督。バルサが新たな時代に突入する。(C)Getty Images

 バルセロナのルイス・エンリケ監督が現地時間3月1日のスポルティング・ヒホン戦(6-1で勝利)後、今シーズン限りでの退任を発表した。

 いつも通りの記者会見を終えた後も席を離れようとしなかった指揮官は、そこで唐突にバルサの監督を続けないことを告げた。

「私は来シーズン、監督としてバルセロナには戻らない」

「決断を急ぐ必要はないと言われていたが、そのときが来た」

「非常に難しい決断だったが、いまの私には休息が必要だった。忘れられない3年間だ。クラブに感謝したい」

 L・エンリケは2014年7月、それまで率いていたセルタから引き抜かれる形でバルサの監督に就任し、1年目でクラブ史上2度目となる3冠を達成。2年目の昨シーズンもリーガ・エスパニョーラとコパ・デル・レイ、さらにはクラブワールドカップも制していた。

 前節のアトレティコ・マドリー戦で、バルサの監督としてのリーガ通算100試合を達成したL・エンリケの勝率は75パーセント(75勝14分け11敗)。これはジョゼップ・グアルディオラに次いでクラブ史上2番目の成績だった。

 今後、注目されるのは後任人事だ。

 元バルサB監督で現在はレアル・ソシエダを率いるエウセビオ・サクリスタン監督をはじめ、セビージャのホルヘ・サンパオリ、アスレティック・ビルバオのエルネスト・バルベルデらが有力候補と言われている。

文:ワールドサッカーダイジェスト編集部
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