柴崎岳に回復の兆候! ホームゲーム初観戦で日本人女性選手と対面し、街中で食事や散策も

2017年02月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

すでに街中を散策し、レストランで食事を摂るまで回復。

柴崎(左)はアルメリア戦のスタジアムで、テネリフェ女子チームに所属する堂園彩乃(右)とも初対面を果たした。画像はテネリフェ女子チームの公式ツイッターより

 1月31日に鹿島アントラーズからスペイン2部のテネリフェに半年契約で移籍した柴崎岳が、ホームで開催された2月18日のアルメリア戦(1-0で勝利)を初めてスタンド観戦。『デポルプレス』紙など複数の現地メディアが伝えている。
 
 わずか2日間トレーニングしただけで、腹痛や嘔吐などによってダウン。以降の練習を欠席し、2月13日にはクラブが「柴崎は不安障害の可能性が高いため、心理療法士の治療が必要と判断しました」と発表した。その後も「6キロの激痩」や「ホテルの部屋から一歩も出ない」などネガティブな現地報道が続いた日本人MFにとっては、久々にポジティブな話題だ。
 
 元々は柴崎のスペイン・デビュー有力試合と見られていたこのアルメリア戦のスタジアムでは、昨夏からテネリフェ女子チームに所属する堂園彩乃(元U-20日本女子代表/元浦和レッズ・レディース)とも初対面。テネリフェでは"先輩"にあたる堂園と会話を交わしたという。
 
 地元の情報サイト『エルドルサル』によると、柴崎の体調は街中を散策したり、レストランで食事を摂れるまで回復。心理療法士のアドバイスを受けながら、できるだけ早い段階でのトレーニング復帰を目指しているという。
 
 夢のスペイン移籍を果たしながら、出足で躓いた柴崎。しかし、念願のデビューに向けて一歩ずつ着実に前に進んでいるようだ。
 
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