【EL】アストラの瀬戸が終了間際に大仕事!それでも「本当に悔しいです」

2017年02月17日 サッカーダイジェストWeb編集部

敗色濃厚の89分、豪快ヘッドで同点に持ち込む!

第2レグに望みをつないだ瀬戸だが、試合後は失点を招いた自身のミスを猛省した。(C)REUTERS/AFLO

 ヨーロッパリーグ(EL)・決勝トーナメント1回戦の第1レグ、アストラ(ルーマニア)とヘンク(ベルギー)の一戦は2-2のドローに終わった。大仕事をやってのけたのが、アストラ在籍10年目のMF、瀬戸貴幸だ。

 ホームで迎えた試合は一進一退の攻防。アストラは25分に先制を許し、43分にMFコンスタンティン・ブデスクの一撃で同点に追いつく。後半は攻勢を仕掛けたがゴールには至らず、逆に81分、アウェーチームに勝ち越し弾を決められた。

 敗色濃厚の89分、殊勲の同点ゴールをねじ込んだのが瀬戸だ。右サイドでボールを拾ったMFダニエル・フロレアのクロスを中央で待ち受けた瀬戸が頭で豪快に合わせ、ホームスタジアムに歓喜を呼んだ。

 奮迅の働きを見せた瀬戸だが、公式オフィシャルブログでは自身のミスが失点につながったことを猛省。ホームで引き分けに終わったことを「本当に悔しいです」としながらも、「2ndレグでは勝って先に進めるように本当にいい準備をしていきます!」と前を向いた。

 クラブ史上初のELベスト16進出なるか。第2レグは1週間後の2月23日、敵地ヘンクで開催される。
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