マドリーがナポリに貫禄の逆転勝ち! ベンゼマ、クロース、伏兵カゼミーロで3発!

2017年02月16日 サッカーダイジェストWeb編集部

8分にインシーニェのスーパーゴールを許したが…。

8分に先制されたマドリーだが、18分のベンゼマ弾で同点に。その後に2ゴールを奪って逆転勝ちした。(C)Getty Images

 現地時間2月15日、チャンピオンズ・リーグの決勝トーナメント1回戦ファーストレグ、レアル・マドリー対ナポリ戦が開催された。
 
 ホームのマドリーはベイルが故障離脱中の右ウイングにL・バスケスではなくハメスを起用。一方の18戦連続無敗と好調のナポリは本来サイドアタッカーのメルテンスをCFに置くここ数か月のスタンダード布陣で臨んできた。
 
 8分、いきなり試合が動く。ハムシクのスルーパスで裏に抜けたインシーニェが、敵陣中央あたりからダイレクトのロングミドル。GKナバスはやや前寄りの中途半端な位置で意表を突かれたため、ボールに手が届かずゴールネットが揺れた。
 
 先制を許した前回王者マドリーだが、しかし動じない。モドリッチやクロースを軸に丁寧にパスを繋ぎながら攻め込み、18分には同点に追いつく。右サイドのカルバハルからのクロスを、アルビオルに競り勝ったベンゼマがヘディングで叩き込んだ。
 
 その後もマドリーが試合の主導権を握り、27分にC・ロナウド、42分にベンゼマが決定機を迎えるがゴールならず。1-1でハーフタイムを迎えた。
 
 後半開始早々の49分、マドリーが勝ち越しゴール。右サイドに流れて突破したC・ロナウドがグラウンダーで折り返すと、後方から走り込んだクロースが右足ダイレクトで綺麗に流し込んだ。
 
 さらに54分には追加点。ペナルティーエリア手前でこぼれ球に反応したカゼミーロが、ダイレクトのハーフボレーで右足を振り抜く。ボールは絶妙にドライブしてゴールネットに突き刺さった。
 
 ナポリは68分にディアワラ、カジェホンと繋いでメルテンスがゴール前でチャンスを得るがシュートミス。さらに80分には細かい繋ぎから最後はカジェホンが押し込んでゴールネットを揺らしたが、オフサイドの判定で得点は認められなかった。
 
 ナポリは83分には故障長欠明けのミリクを投入するも、ゴールは奪えず。早々に失点するも焦らず得点を奪って試合をコントロールしたマドリーが、3-1で貫録の逆転勝利を収めた。
 
 ナポリのホーム開催となるセカンドレグは3月7日に行われる。
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