再び「爆買い」、エルナネスの中国移籍が決定! 年俸3倍でラベッシやジェルビ―ニョと同僚に

2017年02月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

今シーズンの中盤戦以降はベンチを温めていた。

中国移籍が決まったエルナネス。自身のインスタグラムに「1年半だったけど、ユーベのユニホームが着られて名誉だった。クラブ関係者とサポーターのすべての人に感謝したい」と別れの言葉を綴った。(C)Getty Images

 現地時間2月9日、ユベントスはブラジル代表MFのエルナネスが中国スーパーリーグの河北華夏へ移籍すると発表した。
 
 移籍金は800万ユーロ(約9億6000万円)で、ボーナスが最大200万ユーロ(約2億4000万円)加算される。契約年数やサラリーは非公表だが、イタリア・メディアはユーベで受け取っていた3倍に当たる年俸700万ユーロ(約8億4000万円)の3年契約と報じている。
 
 エルナネスはサンパウロ、サント・アンドレ、ラツィオ、インテルを経て2015年夏にユーベ加入。今シーズンは11月まで継続的に出番を得ていたが、以降は主力のクラウディオ・マルキージオが怪我から復帰したうえ、冬のメルカートでジェノアからトマス・リンコンも入団したため、ベンチ暮らしが続いていた。
 
 今冬はジェノア、LAギャラクシー、セルティックなどへの移籍が囁かれるもすべて破談。今年5月で32歳にもなるだけに、2月26日まで市場が開いている中国へと旅立った。
 
 エルナネスの新天地となる河北華夏は、昨冬にパリSGからエセキエル・ラベッシ(アルゼンチン代表FW)、ローマからジェルビーニョ(コートジボワール代表FW)、トラブゾンスポルからステファン・エムビア(カメルーン代表MF)などを獲得し、8月にはマンチェスター・Cを解任された直後のマヌエル・ペレグリーニ監督を招聘。スーパーリーグ1年目を7位で終えていた。
 
 中国スーパーリーグは、今冬だけでもオスカール(チェルシー→上海上港)をはじめ、カルロス・テベス(ボカ→上海申花)、アクセル・ヴィツェル(ゼニト→天津権健)、ジョン・オビ・ミケル(チェルシー→天津泰達)、リカルド・カルバリョ(無所属→上海上港)、アレッシャンドレ・パット(ビジャレアル→天津権健)、オディオン・イガロ(ワトフォード→長春亜泰)などビッグネームが続々と加入。エルナネスもまた、この"爆買い"の波に乗ることとなった。
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