ロナウジーニョがバルサに帰還! ペップに追われてから8年半の歳月

2017年02月03日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

就任式は2月3日。カンプ・ノウのステージで

アンバサダーとして、約8年半ぶりにバルサへの“復帰”が決まったロナウジーニョ。(C)Getty Images

「バルセロナとロナウジーニョは複数年契約を結ぶことで合意した」

 2月2日、バルセロナは全世界に向けてそんなニュースを発信した。

 といっても、選手や監督としてではない。就任したのはクラブのアンバサダー(親善大使)で、ロナウジーニョは今後、バルサの国際的なブランド力を強化するため、"レジェンド"として世界各地で開催されるOB戦やクリニック、各種イベント、さらにはUNICEFに関連したバルセロナ財団の活動にも参加することになる。

 また、同時にバルサは、日本でも昨年大阪と熊本に開校した『RSA』(ロナウジーニョ・サッカー・アカデミー)とコラボしていくことを発表している。

 2003年から08年にかけてバルサのエースとして活躍し、リーガ・エスパニョーラやチャンピオンズ・リーグなど数多くのビッグタイトルをもたらしたロナウジーニョ。敵地サンチャゴ・ベルナベウで拍手喝采を受けた05年11月のレアル・マドリー戦のゴールは、いまもバルセロニスタの間で語り草になっている。

 ロナウジーニョがバルサの"一員"となるのは、当時のジョゼップ・グアルディオラ監督によってチームを追われた2008年夏以来、約8年半ぶり。現地時間の3日午後に正式にサインし、カンプ・ノウに設置されたステージで就任式が行なわれる予定だ。

文:ワールドサッカーダイジェスト編集部
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