またも「爆買い」が成立! ワトフォードのナイジェリア代表FWが長春亜泰へ!

2017年02月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

移籍金2000万ポンドでクラブ間合意!

昨シーズンはプレミアリーグで15ゴールを得点を量産したイガロ。マッザーリ新監督の下では苦しみ、中国移籍を決断した。 (C) Getty Images

 ワトフォードは現地時間1月31日、ナイジェリア代表FWのオディオン・イガロを中国スーパーリーグの長春亜泰へ放出することを正式発表した。
 
 移籍金や契約期間などは明らかにされていないものの、英国メディア『スカイスポーツ』は、長春亜泰が2000万ポンド(約28億円)を支払う形でクラブ間合意に達したと伝えている。
 
 イガロはワトフォードと同じジャンパオロ・ポッツォが運営する姉妹クラブのウディネーゼから2014年夏に移籍。巨躯を利したポストワークと力強いフィニッシュワークを武器に、一昨シーズンは2部リーグで20ゴール、昨シーズンはプレミアリーグで15ゴールを挙げるなどエース級の働きを見せてきた。
 
 しかし、今シーズンはワルテル・マッザーリ新監督の下で引き続きレギュラーを担いながら、ここまで1ゴールと低調を極める。そんななかで、クラブは今冬にフィオレンティーナからマウロ・サラテを、さらにミランからエムバイ・ニアングをレンタルで獲得。後釜をしっかり確保できたため、中国からの高額オファーを受け入れたと見られる。
 
 なお、マッザーリ監督はイガロについて「彼は素晴らしい人間性を持ち、そしてプロフェッショナルだ。彼の幸運を祈っている」とコメントし、エールを送っている。

 今冬だけでもオスカール(チェルシー→上海上港)をはじめ、カルロス・テベス(ボカ→上海申花)、アクセル・ヴィツェル(ゼニト→天津権健)、ジョン・オビ・ミケル(チェルシー→天津泰達)、リカルド・カルバリョ(無所属→上海上港)、アレッシャンドレ・パット(ビジャレアル→天津権健)などを"爆買い"している中国スーパーリーグに、またひとりハイレベルなプレーヤーが加わることとなった。

 なお、ヨーロッパの冬の市場は1月31日で閉じたが、中国は2月26日まで移籍マーケットが開いている。まだまだ目が離せない。

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