バルサの「MSコンビ」が47年ぶりの偉業を目指す!

2017年01月29日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

スアレスとメッシがピチーチ(得点王)の栄誉を分け合う?

ハイペースでゴールを重ねるスアレスとメッシ。全公式戦では、ここまでふたりで49ゴール(メッシ29、スアレス20)を叩き出している。(C)Getty Images

 ルイス・スアレスとリオネル・メッシ。

 ピッチ外でも一緒に過ごす機会が多いというバルセロナのふたりの天才アタッカーは、シーズンの半分(19試合)を消化したリーガ・エスパニョーラでともに15ゴールを奪取。仲良く得点王レースのトップに立っている。

 1969-70シーズンにアトレティコ・マドリーのふたりのFW、ホセ・エウロヒオ・ガラテとルイス・アラゴネスが揃って16ゴールを叩き出し、ともにトップスコアラーの座を射止めているが、リーガの歴史において、同じクラブの2選手がピチーチ(得点王)の栄誉を分け合ったケースは、この一度しかない。一説では、欧州全体を見渡しても、他に例がないと言われている。

 この奇跡に近い出来事が、47年ぶりに繰り返される可能性は低いだろう。とはいえ、数々のミラクルを起こしてきたスアレスとメッシなら――という期待感があるのも事実だ。

 リーガに限れば、両者ともにゴールがなかったのは6試合だけと、開幕からコンスタントに得点を重ねてきた「MSコンビ」。スアレスにとっては2シーズン連続2度目、メッシにとっては4シーズンぶり4度目となるピチーチを、揃って祝うことができるのか。

 1月29日のベティス戦(リーガ20節)でも、スアレスとメッシから目が離せない。
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