J１のガンバ大阪が、ペルー代表のストライカーで、ブラジル１部のフラメンゴに所属するパオロ・ゲレーロの獲得を目指していることをブラジルメディア『Sportv4』が伝えた。
 
　同メディアは「日本のガンバ大阪からゲレーロは大きなオファーを受け取った」と報じ、ゲレーロ本人が退団できるかどうかをフラメンゴ側に確認したことも伝えている。
 
　また、同メディアによれば、G大阪はゲレーロに2500万レアル（約８億7500万円）を準備して交渉を進めているという。
 
　現在33歳のゲレーロは、2002年にペルーのアリアンサ・リマからバイエルンに加わり、ブンデスリーガ連覇（04-05、05-06）に貢献。06年の夏からはハンブルクに移籍し、ドイツでのキャリアを積み上げた。
 
　12年の夏にはコリンチャンスに加入し、同年12月にクラブワールドカップで来日。チェルシーと対戦したファイナルでは、決勝点を決めて世界制覇を成し遂げ、15年の５月からフラメンゴでプレーしていた。
 
　ペルー代表としても、11年と15年のコパ・アメリカで得点王になるなど輝かしいキャリアを築いているゲレーロ。仮にG大阪に加入することが決まれば、アデミウソンとの強力コンビが期待できるだけに、その動向に注目したい。